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資料4:野出班 循環器病総合支援センターの設置要件(案) (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23962.html |
出典情報 | 循環器病対策推進協議会 循環器病総合支援委員会(第1回 2/17)《厚生労働省》 |
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⑤ 「循環器病の後遺症を有する者に対する支援」に関する要件
治療早期からの社会復帰を目指した治療計画、介護・福祉・ピアサポー
ト・患者会などの利用を支援することができる
・循環器病の後遺症には、運動や感覚などの身体機能障害、言語や判断力能力などの高次脳機能障害および心臓機
能の障害による心不全症状、狭心症症状又は繰り返しアダムスストークス発作など自己の身辺の日常生活活動が極
度に制限されるといった疾病そのものによる障害だけでなく、脳血管疾患の場合、二次的なてんかん、振戦、疼痛、
痙縮、精神症状などもある。
・心血管疾患の場合、特に心不全の経過は多くの場合、慢性・進行性であり、急性増悪を反復することにより徐々
に重症化し、ステージC(心不全ステージ)からステージD(治療抵抗性心不全ステージ)へと進展する。いずれも
早期から適切な評価と治療が行われ、後遺症の程度が最小限となるような治療体制が望まれる。
・仮に後遺症が残存した場合でも、医療・介護・福祉のあらゆる資源を活用して、患者及び家族の社会的制限に対
して可能な限りの支援が提供できる体制が望まれる。この際に必要となるのが身体障害手帳や精神福祉障害手帳お
よび介護保険などであるが、本人の意向を踏まえて適切な時期に申請し、活用して社会参加を促すよう配慮すべき
である。さらに障害受容や対応においてピアサポートの力は大きい。地域の患者会の把握や設立の支援なども重要
な役割となる。
・循環器病総合支援センターで対応するための必要な準備として、障害者総合支援に関連する機関や手続きの把握、
後遺症治療に関する医療機関等の把握、患者会などの把握、レスパイトに対応できる施設の把握などが必要と思わ
れる。
治療早期からの社会復帰を目指した治療計画、介護・福祉・ピアサポー
ト・患者会などの利用を支援することができる
・循環器病の後遺症には、運動や感覚などの身体機能障害、言語や判断力能力などの高次脳機能障害および心臓機
能の障害による心不全症状、狭心症症状又は繰り返しアダムスストークス発作など自己の身辺の日常生活活動が極
度に制限されるといった疾病そのものによる障害だけでなく、脳血管疾患の場合、二次的なてんかん、振戦、疼痛、
痙縮、精神症状などもある。
・心血管疾患の場合、特に心不全の経過は多くの場合、慢性・進行性であり、急性増悪を反復することにより徐々
に重症化し、ステージC(心不全ステージ)からステージD(治療抵抗性心不全ステージ)へと進展する。いずれも
早期から適切な評価と治療が行われ、後遺症の程度が最小限となるような治療体制が望まれる。
・仮に後遺症が残存した場合でも、医療・介護・福祉のあらゆる資源を活用して、患者及び家族の社会的制限に対
して可能な限りの支援が提供できる体制が望まれる。この際に必要となるのが身体障害手帳や精神福祉障害手帳お
よび介護保険などであるが、本人の意向を踏まえて適切な時期に申請し、活用して社会参加を促すよう配慮すべき
である。さらに障害受容や対応においてピアサポートの力は大きい。地域の患者会の把握や設立の支援なども重要
な役割となる。
・循環器病総合支援センターで対応するための必要な準備として、障害者総合支援に関連する機関や手続きの把握、
後遺症治療に関する医療機関等の把握、患者会などの把握、レスパイトに対応できる施設の把握などが必要と思わ
れる。