２ 業種別発生状況（2017～2021 年）
過去５年間（2017～2021 年）の業種別の熱中症の死傷者数をみると、建設
業、次いで製造業で多く発生していた。また、主な業種について、死傷災害
に占める死亡災害の割合を調べてみると、全業種平均の 2.7％に対し、農業
6.1％、建設業 5.3％、警備業 3.0％などとなっていた。
2021 年の死亡災害については、建設業において 11 件と最も多く発生して
おり、また、過去５年間においても死亡災害の最多業種となっている。死傷
者数については、建設業 128 件、製造業 85 件となっており、全体の約４割
がこれら２つの業種で発生していた。
なお、死亡災害に関する製造業の内訳は造船業、その他の製造業－その他
であった。

熱中症による死傷者数の業種別の状況（2017～2021 年）
業種

2017 年

2018 年

2019 年

2020 年

2021 年

計

建設業

製造業

運送業

警備業

商業

141

114

85

37

41

(8)

(0)

(0)

(2)

239

221

168

(10)

(5)

153

清掃・

（人）

農業

林業

その他

計

32

19

7

68

544

(0)

(1)

(2)

(0)

(1)

(14)

110

118

81

32

5

204

1,178

(4)

(3)

(2)

(0)

(1)

(0)

(3)

(28)

184

110

73

87

61

19

7

135

829

(10)

(4)

(2)

(4)

(1)

(0)

(0)

(0)

(4)

(25)

215

199

137

82

78

61

14

7

166

959

(7)

(6)

(0)

(1)

(2)

(4)

(1)

(0)

(1)

(22)

128

85

59

65

61

28

14

7

100

547

(11)

(2)

(1)

(1)

(3)

(0)

(2)

(0)

(0)

(20)

876

803

559

367

385

263

98

33

673

4,057

(46)

(17)

(7)

(11)

(8)

(5)

(6)

(0)

(9)

(109)

と畜業

※ 2021 年の件数は 2022 年１月 14 日時点の速報値である。
※ （ ）内の数値は死亡者数で内数である。