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資料2-3 厚生労働省 御提出資料 (11 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2210_03medical/230306/medical07_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 医療・介護・感染症対策 ワーキング・グループ(3/6)《内閣府》
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介護の質の評価に関する基本的な考え方とこれまでの取組(概要)
第178回社会保障審議会介護給付費分科会(令和2年6月25日) 資料1より抜粋・一部改変

介護サービスの質の評価の視点
○ サービスの質を踏まえた介護報酬については、以下のような3つの視点に分類でき、それぞれの特性に応じた介護報
酬が導入されている。

➀ストラクチャー(構造)

• サービスを提供するために必要な人員配置等(人の加配等)

➁プロセス(過程)

• サービスの内容等(要介護度別の基本報酬、訓練等の実施、計画書の作成等)

➂アウトカム(結果)

• サービスによりもたらされた利用者の状態変化等(在宅復帰等)

介護報酬でのサービスの質の評価の導入経緯
評価の特徴・考え方

主な介護報酬の例

ストラクチャー
評価及び
プロセス評価





介護保険制度創設時から導入されている。
成果にとらわれず、かけた手間や体制等を客観的に評価できる。
事業者は手間をかけること自体が評価されるため、サービス提供方法を効
率的にするインセンティブや、利用者の状態改善等の効果をあげようとする
インセンティブが働きにくい。





<訪問看護>特別管理加算
<特養>看護体制加算
<通所介護等>口腔・栄養スクリーニング加算 等

アウトカム評




平成18年度に介護予防サービスにおいて初めて導入され、アウトカム評価
が可能なものについては、加算の見直し・拡充等により、順次導入が進め
られている。
より効果的・効率的な介護サービスの提供に向けた取組を促すには、利用
者の状態改善等のアウトカム(結果)の観点からの評価を活用することが
適していると考えられる。
事業者がアウトカムの改善が見込まれる高齢者を選別する等、いわゆるク
リームスキミングが起こる可能性がある。
LIFEで収集した情報等を活用し、介護の取組とアウトカムの関連等につい
て分析を行い、エビデンスの集積を進める必要がある。



<介護予防通所介護・介護予防通所リハビリテー
ション> 事業所評価加算(要介護度の維持・改
善を評価)
<老健> 在宅復帰・在宅療養支援機能加算
(在宅復帰を評価)
<訪問リハビリテーション・通所リハビリテーション>
移行支援加算(リハビリテーションによる社会参加を
評価)
<通所介護等>ADL維持等加算(ADLの維持・
改善につながった利用者が多い事業所を評価)









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