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資料2-3 厚生労働省 御提出資料 (9 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2210_03medical/230306/medical07_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 医療・介護・感染症対策 ワーキング・グループ(3/6)《内閣府》
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(参考)LIFEを活用した好事例
介護老人福祉施設:フィードバック情報を活用し、ケアの見直しを実施
ポイント:フィードバック情報をもとに自施設の課題を抽出、現場職員と共有し、改善のための検討を進め、実際に施設の取組に反映しました。
①フィードバック
情報をリーダー
会議で検討

月に1回のリーダー会議で、フィードバック情報から自事業所の平均値と全国の平均値を確認しました。全国の平均値と比較して低い
項目を中心に、施設内の今後のケアの方針を検討しました。検討にあたって具体的にはフィードバック情報を次のように活用しました。
フィードバック情報を確認、自施設の値が全国平均と大きな差がある項目に着目して、従来の取組を見直し

LIFE項目のうち、DBD13の「日常的なものごとに関心を示さない」に対して「ときどきあ
る」「よくある」「常にある」の該当者が、全国平均よりも多い傾向が確認できました。
全国平均と比較して、
「日常的なものごとに関心を示さない」の該当者が多い。
もしかして、利用者様は、毎日つまらないと感じている?

②自事業所の
現状の振り返り

フィードバック情報をもとに、これまでの事業所の取組を振り返りました。
これまでも定期的にイベント等は開催していましたが、その日1日は楽しくても、普段の生活を楽し
めていないのではないか、という「気づき」を得ました。
イベントが無い日も、楽しみや
生きがいを感じてほしい
利用者様はどんな想いやニーズを持っているの
だろう?利用者様の想いやニーズを叶えるため
にできる自立支援はどんなことだろう?

得た「気づき」から従来の取組を見直しました。見直す中で「ご本人が何をどこまでやりたいのか」「どのようなニーズが

③利用者のケ
あってそのケアを提供するのか」等を現場職員が自ら深く考えるようになりました。
ア・取組の見直し ご本人のニーズをくみ取ったうえで、どの様な自立支援ができるか、という視点でもケアプランを作成するようになりました。

こんな効果がありました!
 利用者の方がなぜそう思っ
たのか、本人がどこまででき
る/やりたいのかを職員が深
く考えるようになり、利用者
個人の可能性に注目した、
決めつけない介護ができる
ようになりました。

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