モニタリング項目

グラフ
②

② #7119 における
発熱等相談件数

２月 25 日 第 80 回モニタリング会議のコメント
(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 128.6 件/日から 2 月 23 日時点で 98.4 件/日に減少
した。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の約 6,598 件/日から、2 月 23 日時点で約
5,376 件/日に減少した。
【コメント】
発熱等相談件数の 7 日間平均は、減少はしたものの、引き続き高い値で推移している。都は、診療・検査医
療機関を 24 時間対応で案内する「発熱相談センター医療機関案内専用ダイヤル」を開設し体制の強化を図って
いる。引き続き#7119 と発熱相談センターの連携を強化していく必要がある。
新規陽性者における接触歴等不明者数は、感染の広がりを反映する指標であるだけでなく、接触歴等不明な
新規陽性者が、陽性判明前に潜在するクラスターを形成している可能性があるのでモニタリングを行っている。

③－１

③ 新規陽性者にお
ける接触歴等不明
者数・増加比

(1) 接触歴等不明者数は、7 日間平均で前回の 9,002 人/日から、2 月 23 日時点で 7,700 人/日となった。
(2) 今週の接触歴等不明者数の合計は 58,644 人で、年代別の人数は、10 代以下 14,781 人、20 代 10,793 人、30
代 10,139 人、40 代 9,722 人、50 代 6,230 人、60 代 3,163 人、70 代 2,077 人、80 代以上 1,739 人であった。
【コメント】
接触歴等不明者数は、依然として、極めて高い値で推移している。接触歴等不明者の周囲には陽性者が潜在
していることに注意が必要である。

③－２

新規陽性者における接触歴等不明者の増加比が 100％を超えることは、感染拡大の指標となる。2 月 23 日時
点の増加比は、前回の約 79％から約 86％となった。
【コメント】
増加比は、100％を下回って推移しているものの、再び上昇に転じることに厳重な警戒が必要である。感染経
路が追えない第三者からの潜在的な感染を防ぐため、基本的な感染防止対策を常に徹底することが重要である。

③－３

(1) 今週の新規陽性者に対する接触歴等不明者の割合は、前週の約 63％から約 60％となった。
(2) 今週の年代別の接触歴等不明者の割合は、20 代で 70％を超えている。
【コメント】
いつどこで感染したか分からないとする陽性者が、幅広い年代で高い割合となっている。

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