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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/1021087.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第80回 2/25)《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
2 月 25 日 第 80 回モニタリング会議のコメント
⑥-3
検査陽性者の全療養者数は、前回の 173,260 人から 2 月 23 日時点で 172,184 人となった。内訳は、入院患者
⑥-4
4,172 人(前回は 4,154 人)、宿泊療養者 4,047 人(同 4,029 人)、自宅療養者 84,449 人(同 82,342 人)、入院・
療養等調整中 79,516 人(同 82,735 人)であった。
【コメント】
ア)現在、都民の約 80 人に 1 人が検査陽性者として、入院、宿泊、自宅のいずれかで療養している。全療養者
に占める入院患者の割合は約 2%、宿泊療養者の割合も約 2%であった。自宅療養者と入院・療養等調整中の感
染者が約 96%と大多数を占めている。
イ)急変時、症状が重い方や重症化リスクが高い方等が速やかに医療機関を受診し、適切な医療が受けられるよ
う、体制整備を進めるとともに、宿泊及び自宅療養体制の充実が必要である。
⑥ 入院患者数
ウ)都は、2 月 22 日までに宿泊療養施設を新たに 2 か所開設し、現在、33 か所(受入れ可能数 8,850 室)の宿
泊療養施設を確保するとともに、更なる宿泊療養施設の確保、開設の準備も進めている。併せて施設の受入時
間帯を拡大するなど、効率的な運営にも取り組んでいる。
エ)都は国と連携し、医療機能強化型、高齢者等医療支援型及び妊婦支援型の臨時の医療施設等を、計 5 か所開
設した。高齢者等医療支援型の医療施設は、施設の患者、医療機関で療養先を調整中の患者等を、また、妊婦
支援型の医療施設は、家族との隔離目的の妊婦等を積極的に受け入れている。
オ)かかりつけ医や診療・検査医療機関による HER-SYS 入力、健康観察が着実に実施されるようになってきて
いる。
カ)都はこれまで、約 310,000 台のパルスオキシメータを確保し、区市保健所へ約 72,710 台配付するとともに、
東京都医師会へも 20,000 台貸与している。また、フォローアップセンターからパルスオキシメータの自宅療養
者宅への配送、自宅療養者向けハンドブックの配付、食料品等の配送を行っている。
東京都は、その時点で、人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数を重症患者数とし、医療提供体
制の指標としてモニタリングしている。
東京都は、人工呼吸器又は ECMO による治療が可能な重症用病床を確保している。
重症用病床は、重症患者及び集中的な管理を行っている重症患者に準ずる患者(人工呼吸器又は ECMO
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
-9-
グラフ
2 月 25 日 第 80 回モニタリング会議のコメント
⑥-3
検査陽性者の全療養者数は、前回の 173,260 人から 2 月 23 日時点で 172,184 人となった。内訳は、入院患者
⑥-4
4,172 人(前回は 4,154 人)、宿泊療養者 4,047 人(同 4,029 人)、自宅療養者 84,449 人(同 82,342 人)、入院・
療養等調整中 79,516 人(同 82,735 人)であった。
【コメント】
ア)現在、都民の約 80 人に 1 人が検査陽性者として、入院、宿泊、自宅のいずれかで療養している。全療養者
に占める入院患者の割合は約 2%、宿泊療養者の割合も約 2%であった。自宅療養者と入院・療養等調整中の感
染者が約 96%と大多数を占めている。
イ)急変時、症状が重い方や重症化リスクが高い方等が速やかに医療機関を受診し、適切な医療が受けられるよ
う、体制整備を進めるとともに、宿泊及び自宅療養体制の充実が必要である。
⑥ 入院患者数
ウ)都は、2 月 22 日までに宿泊療養施設を新たに 2 か所開設し、現在、33 か所(受入れ可能数 8,850 室)の宿
泊療養施設を確保するとともに、更なる宿泊療養施設の確保、開設の準備も進めている。併せて施設の受入時
間帯を拡大するなど、効率的な運営にも取り組んでいる。
エ)都は国と連携し、医療機能強化型、高齢者等医療支援型及び妊婦支援型の臨時の医療施設等を、計 5 か所開
設した。高齢者等医療支援型の医療施設は、施設の患者、医療機関で療養先を調整中の患者等を、また、妊婦
支援型の医療施設は、家族との隔離目的の妊婦等を積極的に受け入れている。
オ)かかりつけ医や診療・検査医療機関による HER-SYS 入力、健康観察が着実に実施されるようになってきて
いる。
カ)都はこれまで、約 310,000 台のパルスオキシメータを確保し、区市保健所へ約 72,710 台配付するとともに、
東京都医師会へも 20,000 台貸与している。また、フォローアップセンターからパルスオキシメータの自宅療養
者宅への配送、自宅療養者向けハンドブックの配付、食料品等の配送を行っている。
東京都は、その時点で、人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数を重症患者数とし、医療提供体
制の指標としてモニタリングしている。
東京都は、人工呼吸器又は ECMO による治療が可能な重症用病床を確保している。
重症用病床は、重症患者及び集中的な管理を行っている重症患者に準ずる患者(人工呼吸器又は ECMO
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
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