経済・財政一体改革推進委員会の検討課題

資料３

政策目標の実現の観点から、まずは昨年12月22日の経済財政諮問会議において指摘のあった重点課題についての議
論を行う。また、昨年着手した防衛、GX、こどもの3分野についてのPDCA構築を進める他、多年度にわたる予見可能
性の向上と官民連携の効果的な推進などの新たな取組を進め、骨太方針や年末の改革工程表に反映する。
加えて、2024年度の点検に向け、評価・分析を強化するための検討を開始する。

当面の課題
●政策目標の実現に向けた検討の強化

・次ページ以降に掲げた検討課題について各WGで早急に議論を行う。

（参考）「経済・財政一体改革の一層の強化に向けて」抜粋（令和４年12月22日経済財政諮問会議）
社会保障分野では、地域医療構想に基づいた病床機能の分化は進んでおらず、病床の再編や一人当たり医療費の地域差半減も進んでいな
い。国・地方分野では、自治体業務自体の効率化に係る取組も広がりが限られており、また、予防保全型インフラメンテナンスへの転換
に向けた取組の深化も課題である。経済社会の活力分野では、国際的な研究開発の競争力の低下に歯止めがかかる兆しは見えていない。

●EBPMの取組の拡充

・EBPMに基づく政策決定の推進に向けた取組の強化。
・新たな拡充を要する課題（防衛、GX、こども）について、効果的・効率的な支出（ワイズスペンディング）
の徹底を図るべくPDCAを構築。

●多年度にわたる予見可能性の向上と官民連携の効果的な推進に向けた取組の強化

・多年度にわたる基金事業のPDCAの強化を通じたワイズスペンディングの徹底、民間の予見可能性の向上や
官民連携の推進に資する好事例の収集等。

●2024年度の点検に向け、評価・分析を強化するための検討を開始する。
（参考）骨太方針2021抜粋
経済・財政一体改革の進捗については、歳出の目安に沿った予算編成を行う最終年度となる2024年度において点検を行い、財
政健全化目標達成に向け、その後の歳出・歳入改革の取組に反映する。

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