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【資料1】 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32513.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第74回 4/12)《厚生労働省》
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2.検査数等の把握について

現行の把握方法

課題・経緯

• 新規感染者数が累次拡大するCOVIDー19に

対応方針(案)

• 医療機関、民間検査会社等からの報告については、 • 検査の実施状況については、抗原定性検

対応するため、検査の実施状況や検査実施

調査負担が課題となっている。一方で、これまで

査キットの普及を踏まえ、抗原定性検査

能力の拡充状況の見える化などを目的とし

のPCR検査能力の拡充に加え、抗原定性検査キッ

キットの流通状況のモニタリングを引き

て、医療機関、民間検査会社等に対し、

トが広く普及(OTC化含む)したことにより、抗

続き実施することにより把握していくこ

PCR検査の実施件数、抗原(定量・定性)

原定性検査が検査の多くを占めることになってき

ととしてはどうか。

検査の検体採取数、PCR検査と抗原定量検

ており、医療機関等から検査数等を把握する必要

査の実施能力について、報告を依頼(※1)

性は下がってきている。

し、厚労省が集計・公表。

(参考)3/27時点での抗原定性検査キットのメーカー在庫:約

• また、G-MISによる医療機関における
「検体採取数」の報告を引き続き求め
(※2)、公表することとしてはどうか。

1.6億回分

• また、上記により把握した検査件数を分母、 (補足)医療機関(発熱外来等)については、五類感染症に位
新規陽性者数を分子として、新規陽性者数

置づけられることに伴い、都道府県等からの行政検査の委託

/検査件数比を算出し、アドバイザリー

が終了することにも留意。

※2

検査種別の内訳は求めない。

• 次の感染症危機に備えた中長期的課題と

ボードにおいて、公表している。

して、医療機関や民間検査会社等の調査
• 新規陽性者数/検査数比については、特に、PCR

負担の少ない実態把握方法や、分母と分

• 抗原定性検査キットの流通状況のモニタリ

検査が検査の中心であった感染拡大当初は、検査

子の整合性のとれた新規陽性者数/検査

ングを目的として、メーカーに対して輸入

の充足度を見る指標として活用されていた経緯が

数比の把握方法について、引き続き検討

/生産量、出荷量、在庫量を、大手卸に対

あるが、検査方法の多様化、特にOTC化された抗

していくこととしてはどうか。

して販売量、在庫量の報告を求めている。

原定性検査キットを活用した自己検査の普及によ
り、データの解釈が難しくなってきている。

※1

現行の検査数等の把握の詳細について
報告主体

主な報告内容(日次のデータ)

地方衛生研究所・保健所

検体採取数(PCR、抗原定量・定性)、PCR検査実施件数、PCR検査・抗原定量検査能力

医療機関

検体採取数(PCR、抗原定量・定性)、PCR検査実施件数(自院での分析)、PCR検査・抗原定量検査能力

民間検査会社等

PCR検査実施件数、PCR検査・抗原定量検査能力

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