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診-4○入院・外来医療等の調査・評価分科会からの報告について (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186974_00027.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第215回 5/10)《厚生労働省》
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・医師の退職に伴い診療規模が縮小し、複雑性係数に影響がある重症な循環器内科疾
患が従来に比べて受け入れ困難となった。
【ヒアリング概要】
○ 小児科診療の中核を担っており、小児のコロナ患者を多く受け入れている。一方
で、外科医師が減少しており、消化器がん手術等手術件数が減っており、疾患構成
が変化してきている。


ケアミックス型の医療機関として運用している。内視鏡検査やがんの化学療法
等、外来でも診療可能な症例を入院で診療していた。今後可能な範囲で外来での実
施に移行する予定。

(D)救急医療係数
<救急医療係数が高い値を取る背景>
● 救急患者の積極的受け入れ
・救急外来患者の受け入れ体制を常備し、様々な領域の患者を広く受け入れている。
・地域に夜間休日の救急診療を行っている医療機関が少なく、救急搬送の受入率や救
急搬送からの入院率が高くなっている。
・医師、看護師の増員及び ICU、HCU、一般病床増床による重症患者受け入れ体制の強
化に伴い、緊急手術の実施件数が増加している。
● 積極的な医療資源の投入
・脳神経外科を主体として救急を行っているため、救急医療管理加算の算定対象とな
る状態の脳卒中や手術を伴う外傷の患者が多いと思われ、それにより医療資源投入
量の多い患者の割合が多い。
・造影 CT 検査等、重篤な疾患が想定される患者に対する早期の医療資源投入が大き
い。
・早期退院を目標としているため、入院後すぐの検査・治療・手術を行う運用をして
いる。
【ヒアリング概要】
○ 多くの救急車を受け入れており、一定の重症度の患者が搬送されるため、救急入
院率も高い。入院時から速やかに退院調整を開始し、回転率を上げるよう努力して
いる。
<救急医療係数が低い値を取る背景>
● 救急患者の受け入れが困難
・予定入院が多い為、救急患者を受け入れる空床が少ない。
・設備の老朽化や人員の問題から手術対応が難しく救急患者の受け入れが困難であ
る。
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