よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


新型コロナウイルス感染症における経口抗ウイルス薬(パキロビッド®パック)の医療機関及び薬局への配分について(別紙及び質疑応答集の修正) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症における経口抗ウイルス薬(パキロビッド®パック)の医療機関及び薬局への配分について(別紙及び質疑応答集の修正)(2/28付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【「パキロビッド」について】
Q.1

「パキロビッド」は薬事承認されたのに、なぜ、国が配分を行っているのか。

本剤は、令和4年2月10日に新型コロナウイルス感染症の治療薬として特例承認されました
が、現状、安定的な供給が難しい状況です。
本剤による治療を必要としている患者に、公平に配分する必要があるため、供給が安定する
までの間、国において本剤を買上げて、対象機関に無償で提供することとしています。

【「パキロビッド」の配分関係】
Q.2

「パキロビッド」の配分を依頼する際、医療機関および薬局における在庫は認め

られるのか。
パキロビッド対応薬局においては、一定数の在庫配置を可能としています。
集中して患者を受け入れ、ただちに本剤を投与する必要がある患者が発生した場合に確実
に対応できるよう、都道府県が選定した医療機関に対し、予め一定数の在庫の配置を認めます。
医療機関への在庫の配分は、原則として、都道府県が作成するリストへの掲載に協力いただ
けることを前提に行うこととします。院内処方として本剤を患者に直接提供する必要性がある対
象医療機関が、リストの掲載対象となります。なお、これは、医療機関が在庫の確保を希望する
場合に限った取扱いであり、現に本剤による治療を必要としている患者のために、医療機関に
本剤を配分することを妨げるものではありません。 投与対象となりうる患者が受診する可能性
のある診療・検査医療機関において、患者に対し本剤を処方する医療機関を迅速に紹介できる
よう、都道府県においては、当該医療機関のリストを作成し、管内の診療・検査医療機関に共
有いただくようお願いします。なお、リストの共有の範囲について、地域の実情に応じ、医療圏
ごととするなどの対応を行うことは差し支えありません。
また、本剤の供給量に限りもあることから、新型コロナウイルス感染症患者の治療に備えた
過度な在庫や、必要以上の配分依頼は控えていただくよう配慮の程よろしくお願いします。

Q.3

パキロビッドを扱う医療機関や対応薬局のリストはどのように閲覧すればよい

か。
パキロビッド登録センターへの登録が済んだ対象機関は、都道府県から共有されるパキ
ロビッド対象機関リストで確認することができます。当面の間、製造販売業者から各都道府県
にも週3回(月・水・金)メールで共有することとします。
診療・検査医療機関において、患者に対し本剤を処方する登録済み医療機関を迅速に紹介
できるよう、都道府県においては、製造販売業者からメールで共有された登録済み医療機関の
リストを、管内の診療・検査医療機関に共有をお願いします。また、必要に応じ管内の保健所設
置市・特別区や地域の医師会・薬剤師会等に共有いただくことも差し支えありません。なお、リ

15