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【参考資料1】労働災害発生状況の分析等 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33256.html
出典情報 令和4年の労働災害発生状況を公表(5/23)《厚生労働省》
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(5)小売業、社会福祉施設及び飲食店の労働災害発生状況
(ポイント)
① 小売業、社会福祉施設においては「転倒」及び「動作の反動・無
理な動作」等の労働者の作業行動に起因する労働災害が5割超。「転
倒」については、これら業種で被災率(転倒の死傷年千人率)が高
い 50 代以上の女性が増加していることが、増加につながっている。
② 社会福祉施設において最多の「動作の反動・無理な動作」は年齢
を問わず増加している。
③ 飲食店においては相対的に「切れ・こすれ」「高温・低温物との接触」が
多く、若年層の被災が多い。
(解説)
事故の型別の死傷者数は、小売業、社会福祉施設及び飲食店のいずれ
の業種も「転倒」が全数の3割以上を占め、多くなっている。
① 小売業
ア 死傷者数は 16,414 人で、前年比で 11 人(0.067%)の減少、平成 29
年比で 2,533 人(18.2%)の増加となった。
イ 事故の型では「転倒」が最も多く全体の 37.0 %を占め、「動作の反
動・無理な動作」(15.5%)、「墜落・転落」(10.9%)、「交通事故(道
路)」(9.0%)が続いた。
ウ 労働力調査(総務省、以下同じ。)によると、令和4年の小売業に
おける雇用者数(役員を除く、以下同じ。)は前年比で増減なし、平
成 29 年比で 1.8%の増加となっており、令和4年の死傷年千人率
2.372 は令和3年(2.374)比で 0.084%減少、平成 29 年(2.041)比
で 16.2%増加した。
エ 事故の型別で死傷年千人率が全産業平均と比較して高いものは、
「転倒」(0.8351)。雇用者数のうち、転倒災害の被災リスクが高い 50
代以上の女性の割合が大きい(26.0%1、全産業平均では 18.2%1)こ
とが、転倒の死傷年千人率を押し上げる要因となっている。


社会福祉施設
ア 死傷者数は 12,780 人で、前年比で 17 人(0.13%)の減少、平成 29
年比で 4,042 人(46.3%)の増加となった。
イ 事故の型では「動作の反動・無理な動作」が最も多く、全体の
35.0%を占め、次いで「転倒」(同 34.3%)が続いている。
ウ 労働力調査によると、令和4年の社会福祉施設における雇用者数は
前年比で 3.0%の増加、平成 29 年比で 11.7%の増加となっており、令
和4年の死傷年千人率 2.846 は令和3年(2.935)比では 3.0%(0.089
ポイント)の減となっているが、平成 29 年(2.174)比では 30.9%
(0.673 ポイント)の増加となっている。

1

労働力調査

表Ⅱ−2−2を基に算出した数値
15