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04資料2_予防接種におけるコミュニケーションについて (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33580.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第54回 6/14)《厚生労働省》
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国における取組の例(新型コロナワクチン)
○新型コロナワクチンの接種に際しては、国民等がワクチンについて求めている情報を勘案したリスクコミュニケー
ションの観点も念頭に、特に重点的な周知・広報を行った。
広報・リスクコミュニケーションに当たってのワクチンを取り巻く状況



新型コロナワクチンについては、
➢ 新規に開発されたワクチンであり、有効性・安全性について特に丁寧な説明が求められた。
➢ 国民の関心も高く、正しい情報に基づいて接種の判断を行える環境の整備が必要であった。
➢ 様々な媒体等において、「ワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなっているのではないか」といった、国民のワクチ
ンに対する心配を背景とした様々な言説が存在した。
➢ 背景には、科学的に十分な検証がなされていない情報や、科学的知見の一部の切り取りや不正確な引用等の情報などが
存在。科学的に誤った受け取られ方がなされうる情報の拡散がみられた。

状況を踏まえた対応


ワクチンに関する情報発信に当たっては、国民のワクチンに対する認識や、国民等が求めている情報を勘案した対応が重要。



こうしたことから、
➢ 自治体の接種券送付時に同封できるよう、各ワクチンについて有効性・安全性をまとめた「説明書」を作成
➢ 各接種のタイミングにおいて、接種対象者に応じたリーフレットの作成
➢ 効果や副反応をはじめ国民の関心が高いものについて、Q&Aサイトを設置し分かりやすい内容で丁寧に説明
➢ 様々な媒体等から、科学的に正確ではない受け取り方がなされうる情報を把握し、そうした情報に対して、Q&Aサイト
で科学的な知見に基づく正しい情報を解説する
等の取組を特に行ってきた。



また、ホームページについても新型コロナワクチンに特化したページを作成し、国民、自治体、医療関係者にとって必要な情
報にアクセスしやすいように情報を整理し、随時更新を行っている。
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