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1 高齢化の現状と将来像 (4 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2023/zenbun/05pdf_index.html
出典情報 令和5年版高齢社会白書(6/20)《内閣府》
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現役世代 1.3 人で1人の 65 歳以上の者を



第 章



年少人口は現在の約 55%に、生産年齢人

支える社会の到来

1

口は 4,535 万人に
出生数は減少を続け、令和 52 年には 50 万人

と、昭和 25 年には 65 歳以上の者1人に対して

になると推計されている。この減少により、年

現役世代(15~64 歳の者)12.1 人がいたのに対

少人口(0~14 歳)は令和 35 年に 1,000 万人を

して、令和4年には 65 歳以上の者1人に対し

割り、令和 52 年には 797 万人と、令和4年の約

て現役世代 2.0 人になっている。今後、高齢化

55%になると推計されている。

率は上昇し、現役世代の割合は低下し、令和

出生数の減少は、生産年齢人口にまで影響を

52 年には、65 歳以上の者1人に対して現役世

及ぼし、令和 14 年に 6,971 万人と 7,000 万人を

代 1.3 人という比率になると見込まれている

割り、令和 52 年には 4,535 万人となると推計さ

(図1-1-2)。

高齢化の状況

65 歳以上人口と 15~64 歳人口の比率を見る

れている。


一方、65 歳以上人口の増大により死亡数は

1

節 高齢化の状況

令和 22 年まで増加し、その後減少する。死亡
率(人口 1,000 人当たりの死亡数)は上昇を続
け、令和 52 年には 17.5 になると推計されてい
る(図1-1-3)

R5白書

図1-1-3

出生数及び死亡数の将来推計

(千人)

実績値

(人口千対)

推計値

1,800

20.0

1,600
1,400
1,200

11.7

15.1

14.8

14.1

13.3

15.1

17.1

16.3

15.5

17.5

18.0
16.0
14.0

12.4

12.0

1,000

9.5

1,440

8.6

1,525

800
8.7
600
400
200

1,640

1,585

6.6

1,197
1,071

6.3

6.4
774

812

6.5
755

6.4

6.2

718

672

5.9
616

774

5.6

1,569

1,564

1,553

8.5

1,084

1,093

10.0

1,665

1,645

1,596

5.6

5.7

1,521

5.7

8.0
6.0
4.0

566

538

521

0

500

2.0
0.0

平成18
22
令和3
7
12
17
22
27
32
37
42
47
52
(2006) (2010) (2021) (2025) (2030) (2035) (2040) (2045) (2050) (2055) (2060) (2065) (2070) (年)
出生数

死亡数

出生率(右目盛り)

死亡率(右目盛り)

資料:2006 年、2010 年、2021 年は厚生労働省「人口動態統計」による出生数及び死亡数(いずれも日本人)。2025 年以降は国立社会保障・人口
問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果(日本における外国人を含む。)

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