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令和5年度「薬と健康の週間」実施要綱 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kusurikenko_r5_00001.html
出典情報 令和5年度「薬と健康の週間」実施要綱(6/27)《厚生労働省》
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薬剤師・薬局の役割や特徴についての理解を深める事項


重点事項
a) 薬剤師・薬局の基本的な役割の理解、処方箋調剤以外での薬局の活用
薬剤師・薬局には主に以下のような役割があることの普及啓発を図る。
ⅰ)
ⅱ)
ⅲ)

医療保険・介護保険分野(処方箋調剤など)
要指導医薬品・一般用医薬品の販売
薬事衛生(学校薬剤師、薬物濫用対策、新興感染症や災害等の有事への対応)

そのうえで、特に、処方箋受付時の調剤だけではなく、処方箋調剤以外の対応
(例えば、ポリファーマシーの解消や重複投薬の防止、残薬の整理、調剤後のフ
ォローアップ等)、ファーストアクセスとしての健康サポート機能(健康相談、
一般用医薬品等の相談等)が薬局で行えることを紹介する。
b)

地域住民がかかりつけ薬剤師・薬局を持つことによる利点
国民がかかりつけ薬剤師・薬局について理解し、積極的に活用できるよう、かか
りつけ薬剤師・薬局を持つことによる以下の利点について、普及啓発を図る。
ⅰ)

かかりつけ薬剤師が薬の情報等を一元的・継続的に把握することで、患者が
複数の医療機関・診療科を受診している場合でも、処方された薬の重複防止や
相互作用の確認のほか、薬の副作用や期待される効果について継続的な確認
を受けることができる。
ⅱ) 薬の副作用や飲み間違いなどについて、休日・夜間を含めいざというときや
困ったときに、かかりつけ薬剤師・薬局に電話等による相談ができる。
ⅲ) 薬の飲み忘れや飲み残しで困ったとき、かかりつけ薬剤師に相談することで、
薬を適切に使用するためのアドバイスを受けられるほか、飲み残しの薬(残
薬)の問題などを解消することができる。
c)

薬局の特徴とそれを知るための方法
患者が自身にあった薬局を選ぶ方法として、「健康サポート薬局」、「認定薬局
制度」、「薬局機能情報提供制度」などが活用できることについて、以下の内容を
参考に紹介する。
ⅰ) 健康サポート薬局及び認定薬局
以下のような特徴を参考に薬局を選択することが可能である。
・ 健康サポート薬局(地域住民による主体的な健康の維持・増進を積極的に
支援する薬局)
・ 地域連携薬局(入退院時の医療機関等との情報連携や、在宅医療等に地域
の薬局と連携しながら一元的・継続的に対応できる、かかりつけ機能が充
実した薬局)

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