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令和5年度「薬と健康の週間」実施要綱 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kusurikenko_r5_00001.html
出典情報 令和5年度「薬と健康の週間」実施要綱(6/27)《厚生労働省》
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地域連携薬局、専門医療機関連携薬局について、それぞれの意義や役割につい
て周知し、理解を促す。

医薬品についての正しい知識を普及する事項


医薬品は病気や怪我を治すのに役立つ一方、正しく使わなければ健康を損なう
おそれがあることから、国民が医薬品に関する正しい知識と理解を深めることが
できるように普及啓発する。

イ 医薬品について不明な点がある場合や、医薬品の服用後に問題が生じた場合に
は、医師、薬剤師等の専門家に相談等をするよう、普及啓発する。相談等の内容か
ら、副作用の疑いがある場合は、製薬企業、医療機関、薬局等から厚生労働省、PMDA
へ報告が行われる制度があり、報告されたデータの調査結果に基づき、必要な安全
対策措置や情報提供が行われていることについても広く周知する。


医薬品は、使用期間、効能、効果、用法、用量、保管方法などを守り、使用上の
注意を十分に理解して、正しく使用しなければならないことを普及啓発する。
特に高齢者については、肝・腎機能低下のため副作用が起こりやすく、また複数
の医療機関・診療科受診による重複投薬、相互作用又は記憶力・注意力低下による
誤用等の危険性が高いことから、ポリファーマシー解消の観点も踏まえ、なお一層
医薬品の正しい使用を普及啓発する。
また、医薬品の誤飲事故、特に小児による医薬品の誤飲事故の事例が多いとされ
ていることから、医薬品を小児等の手の届かない場所に保管するなど、適切な保管
・管理をするよう、患者の家族等へ注意喚起とともに普及啓発する。



一般用医薬品等の販売制度の周知を通じて、医薬品の適正使用のためには、薬剤
師等から医薬品のリスク、副作用等に関する情報提供等を受けることが必要であ
ることを普及啓発する。

オ 一般用医薬品等の販売の際、薬剤師等が、購入者から健康食品等の摂取状況を聴
取し、過剰摂取や医薬品との相互作用等について確認し、購入者に対し必要な注意
喚起をするなどの取組を行う。


一般用医薬品等の販売ルールの遵守について点検を行う。

キ 濫用や過量服薬等のおそれのある医薬品について購入者に対し必要な注意喚起
をするなどの取組を行う。特に、「濫用等のおそれのある医薬品」について社会全
体への認知度を高めるべく周知を着実に行い、なお一層、適切な使用を普及啓発す
る。

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