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2013年07月04日(木)
[医学研究] ALSなどの神経変性疾患の発症メカニズム解明、治療薬に期待
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- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者脳に出現する原因タンパク質TDP-43の異常凝集物が自身を鋳型として細胞内で増殖・蓄積することを実証~ALSなどのコンフォメーション病の発症メカニズムの解明・治療法開発に期待~(7/4)《東京都》
- 発信元:東京都、東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医学・薬学
同研究所の野中隆副参事研究員らは、平成20年度から「がん・認知症対策」特別研究の一環として文部科学省や都からの補助を受け、ALS等の神経変性疾患の発症メカニズム解明に向けた研究を続けており、今般の研・・・
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2013年06月26日(水)
[疾病対策] 都が7月18日に「がん・認知症対策特別研究シンポジウム」開催
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- がん・認知症研究の最前線~東京都医学総合研究所 がん・認知症対策特別研究シンポジウム~(6/26)《東京都》
- 発信元:東京都 福祉保健局、東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医療提供体制
東京都医学総合研究所は、平成20年度から24年度までの5年間、都の補助を受け、「がん対策特別研究」および「認知症対策特別研究」をそれぞれ進めてきた(p1参照)。
今般、「がん疼痛のテーラーメイド治療法の開発」(池田和隆氏)、「アルツハイマー病に対する非ウイルス性DNAワクチン療法の開発」・・・
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2013年05月24日(金)
[医学研究] 抗炎症バイオ医薬品の開発に期待できる酵素を発見 東京都
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- 体に蓄えられた魚の油が病気を止める~体に優しい脂質を動かし炎症にブレーキをかける酵素の発見~(5/24)《東京都医学総合研究所》
- 発信元:東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医学・薬学
この研究は、昭和大学の原俊太郎教授、東京大学の有田誠准教授、京都大学の椛島健治准教授らとの共同研究での成果・支援等によるもの。
最近の研究から、魚油に豊富に含まれるドコサヘキサエン酸(脂肪酸の一種、DHA)の健康促進作用メカニズムのひとつとして、DHAから「抗炎症性脂質・・・
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2013年04月24日(水)
[医学研究] PLA2G3酵素、新規抗アレルギー薬の創薬標的として有望
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- アレルギーを起こす新しい脂質代謝経路を解明~花粉症等アレルギー克服に向けての新しい創薬に期待~(4/24)《東京都医学総合研究所》
- 発信元:東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医学・薬学
この研究は、熊本大の杉本教授、岡山大の田中教授、昭和大の原教授、大阪バイオサイエンス研究所の裏出教授、日大の羅教授、順天堂大の横溝教授、京大の成宮教授、東大の清水教授らとの共同研究での成果・支援等によるもの。
国民の約3分の1が、何らかのアレルゲン(外界刺激)に対し・・・
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2013年03月07日(木)
[医学研究] 人為的にレビー小体型認知症様のマウス作成、新薬開発等に期待
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- 認知症の原因タンパク質が正常タンパク質を異常に変換して脳内に広がることを実証~認知症の進行機序の解明、治療法開発に期待~(3/7)《東京都医学総合研究所》
- 発信元:東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医学・薬学
レビー小体型認知症やパーキンソン病などの、脳細胞が徐々に変性、死滅していく変性性認知症は、症状が時間経過に伴い徐々に進行することが大きな特徴である。・・・
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2013年02月08日(金)
[医学研究] RP58転写因子がニューロン移動を制御、今後ヒトでの解析に期待
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- 統合失調症、自閉症など精神・神経疾患および発達障害の病因解明に向け前進―脳形成に不可欠なスイッチタンパク質、RP58発見―(2/8)《東京都医学総合研究所》
- 発信元:東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医学・薬学
胎児の大脳皮質が形成される際、神経細胞(ニューロン)は脳深部の脳室帯で発生後、脳表に向かって移動し、特定位置に定着する。この移動制御に乱れがあると、脳形成異常や統合失調症、自閉症などの精神・神経疾患および発達障害の発症につながるが、これまで詳しいメカニズムは不明だった。
本研・・・
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2013年01月25日(金)
[医学研究] 空腹状態で記憶力が上がる仕組みを発見、記憶障害治療に期待
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- 空腹状態になると記憶力があがる仕組みを発見(1/25)《科学技術振興機構》
- 発信元:科学技術振興機構、東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医学・薬学
この研究はJSTの課題達成型基礎研究の一環として、東京都医学総合研究所の平野恭敬主任研究員らが行ったもの。
記憶のメカニズムに関するこれまでの研究では、記憶を改善する方法がよくわかっていなかったが、今回、空腹が記憶力を上げること、さらにその分子メカニズムをショウジョウバエを使った研究によっ・・・
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2012年12月19日(水)
[医学研究] ラパマイシン投与療法、成人の自閉症患者の症状改善の可能性
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- 自閉症に対する新しい薬物治療―ラパマイシンは結節性硬化症モデル動物の社会的相互作用障害を改善する―(12/19)《東京大学大学院ほか》
- 発信元:東京大学大学院、東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医学・薬学
これは、東大大学院医学系研究科の水口教授らと、都医学総合研究所の池田参事研究員ら、順天堂大学の樋野教授らとの共同研究によるもの。
自閉症の主症状である社会性相互交流障害が、ラパマイシンという薬剤の投与によって改善することをマウス実験によって明らかにしている。
ラパマイシンは、mTORという・・・
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2012年09月12日(水)
[医学研究] 世界初!前頭連合野の3領域の役割分担定義づけに成功
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- 目的ある行為を巧みに制御する前頭連合野の役割分担を解明~高次脳機能障害の病態解明に期待~(9/12)《東京都》
- 発信元:東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医学・薬学
ヒトは目的を達成するために行為を選び取っているが、その行為は前頭連合野によって支えられていることが臨床症例などによって示唆されている。しかし、この行動の目的(何のため)・・・
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2012年01月17日(火)
[医学研究] 鎮痛薬の感受性決める遺伝子特定、テーラーメイド疼痛治療開始
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- 世界初 テーラーメイド疼痛治療の開始 ~遺伝子検査で鎮痛薬適量を予測~(1/17)《東京都》
- 発信元:財団法人東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医学・薬学
鎮痛薬の感受性(効きやすさ)には大きな個人差があり、臨床での疼痛管理において大きな問題となっている。今般、同研究所では、鎮痛薬の感受性に関連する遺伝子多型を特定し、それをあらかじめ調べることにより、患者個々人に合った鎮痛薬の投与量を予測することを世界で初めて可能にした。この予測に基づいたテーラーメイド疼痛・・・
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