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参考資料2 令和5年度難病・小児慢性特定疾病対策関係予算の概要 (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34035.html |
出典情報 | 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第70回 7/10)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第1回 7/10)(合同開催)《厚生労働省》 |
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代謝異常児等特殊ミルク供給事業
令和5年度予算額 2.8億円 (2.6億円)※()内は前年度当初予算額
1 事業の目的
➢
➢
先天代謝異常等に罹患している児童に対し、特殊ミルクの供給体制を整備して必要量の確保を図り、障害の発生を予防することを目的として、
①特殊ミルクの安定供給、②品質の管理(改良、改善)を実施。
これまで、特殊ミルクの供給経費のうち、20歳未満の者への供給分のみ国庫補助の対象だったが、医療の進歩により、20歳以降も生存できる患
者が増加し、支援の必要性が高まってきていることから、補助対象を20歳以降の者にも拡大する。
2 事業の概要・スキーム
■事業内容:
特殊ミルクの供給スキームは以下①ー⑤のとおり。
① 患者が病院に行き特殊ミルクについて医師に相談
② 医師は特殊ミルクが必要な患者の場合には、特殊ミ
ルク事務局に申請書を送付
③ 特殊ミルク事務局は申請書の内容を確認し、企業に
供給を依頼
④ 企業(明治乳業、森永乳業、雪印乳業)は申請の
あった病院に直接、特殊ミルクを発送
⑤ 患者は病院から無料で特殊ミルクを入手
補助金の交付
厚 生 労 働 省
特殊ミルク供給依頼
( 社 福 ) 恩 賜 財
特殊ミルク月間状況
報告書
特殊ミルク
供給申請書
20歳以上患者(補助対象外)の増
加による企業の負担増⇒供給の不
安定化。
課
題
対
応
これまで国庫補助対象の基準とし
て用いてた「20歳未満」を撤廃し、
供給の安定化を図る。
20歳
特 殊 ミ ル ク 供 給 企 業
特殊ミルク
の発送
年齢制限の廃止に
より、国庫補助の
対象となる範囲の
拡大
特殊ミルクの
供給経費
補助対象
団 母 子 愛 育 会
特殊ミルク事務局
特殊ミルク
通知書
医 療 機 関
患 者
0歳
【特殊ミルクの補助対象範囲イメージ図】
特殊ミルクの概要
分類
食品(食品衛生法)
基準
安全開発委員会※1で一定の基準の
下、品質・成分・使用方法を検討
入手
医師が特殊ミルク事務局へ依頼
企業
負担
20歳未満分は国庫補助あり(定額)
20歳以上分は全額負担
対象
者数
供給量
20歳未満1,076人、20歳以上230人
対象
疾患
20歳未満18,037㎏、
20歳以上3,846㎏
先天性代謝異常等
※1安全開発委員会とは、母子愛育会総合母子保健セン
ター研究開発部内に設置されている、専門家により構
成されている委員会で、特殊ミルクの品質の管理及び
改良に必要な研究等を行う。
※2具体的な疾病として、フェニルケトン尿症やホモシ
スチン尿症などが挙げられる。
3 実施主体等
◼ 実施主体:(社福)恩賜財団母子愛育会(特殊ミルクの供給事務)、企業(特殊ミルクの製造、供給)
◼ 補助割合:定額
4
令和5年度予算額 2.8億円 (2.6億円)※()内は前年度当初予算額
1 事業の目的
➢
➢
先天代謝異常等に罹患している児童に対し、特殊ミルクの供給体制を整備して必要量の確保を図り、障害の発生を予防することを目的として、
①特殊ミルクの安定供給、②品質の管理(改良、改善)を実施。
これまで、特殊ミルクの供給経費のうち、20歳未満の者への供給分のみ国庫補助の対象だったが、医療の進歩により、20歳以降も生存できる患
者が増加し、支援の必要性が高まってきていることから、補助対象を20歳以降の者にも拡大する。
2 事業の概要・スキーム
■事業内容:
特殊ミルクの供給スキームは以下①ー⑤のとおり。
① 患者が病院に行き特殊ミルクについて医師に相談
② 医師は特殊ミルクが必要な患者の場合には、特殊ミ
ルク事務局に申請書を送付
③ 特殊ミルク事務局は申請書の内容を確認し、企業に
供給を依頼
④ 企業(明治乳業、森永乳業、雪印乳業)は申請の
あった病院に直接、特殊ミルクを発送
⑤ 患者は病院から無料で特殊ミルクを入手
補助金の交付
厚 生 労 働 省
特殊ミルク供給依頼
( 社 福 ) 恩 賜 財
特殊ミルク月間状況
報告書
特殊ミルク
供給申請書
20歳以上患者(補助対象外)の増
加による企業の負担増⇒供給の不
安定化。
課
題
対
応
これまで国庫補助対象の基準とし
て用いてた「20歳未満」を撤廃し、
供給の安定化を図る。
20歳
特 殊 ミ ル ク 供 給 企 業
特殊ミルク
の発送
年齢制限の廃止に
より、国庫補助の
対象となる範囲の
拡大
特殊ミルクの
供給経費
補助対象
団 母 子 愛 育 会
特殊ミルク事務局
特殊ミルク
通知書
医 療 機 関
患 者
0歳
【特殊ミルクの補助対象範囲イメージ図】
特殊ミルクの概要
分類
食品(食品衛生法)
基準
安全開発委員会※1で一定の基準の
下、品質・成分・使用方法を検討
入手
医師が特殊ミルク事務局へ依頼
企業
負担
20歳未満分は国庫補助あり(定額)
20歳以上分は全額負担
対象
者数
供給量
20歳未満1,076人、20歳以上230人
対象
疾患
20歳未満18,037㎏、
20歳以上3,846㎏
先天性代謝異常等
※1安全開発委員会とは、母子愛育会総合母子保健セン
ター研究開発部内に設置されている、専門家により構
成されている委員会で、特殊ミルクの品質の管理及び
改良に必要な研究等を行う。
※2具体的な疾病として、フェニルケトン尿症やホモシ
スチン尿症などが挙げられる。
3 実施主体等
◼ 実施主体:(社福)恩賜財団母子愛育会(特殊ミルクの供給事務)、企業(特殊ミルクの製造、供給)
◼ 補助割合:定額
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