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【資料1】通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護 (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34007.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第219回 7/10)《厚生労働省》
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令和3年度老健事業「通所系サービス・短期入所系サービスの新型コロナウイルス感染症の影響に関する調査」 結果概要
①通所系事業所(通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護・通所リハビリテーション)
主な調査事項

調査結果

サービス提供方法の見直し

○ 休業:「休業した」は、11.8% → 休業を行った理由:「利用者又は職員に感染者が発生した」が、55.6%
○ 利用人数制限:「利用する人数を制限した」は、11.4%
○ 訪問によるサービス提供:「提供した」は、7.8% → 提供したサービスは、「機能訓練(リハ)」が67.4%
○ 電話による安否確認:「行った」は、35.4% → 話した内容は、「健康状態」が約10割、食事状況が約4割

基本的な感染防止策

○ 送迎、入浴、食事、機能訓練・リハビリテーション・レクリエーション等、個別のサービス提供場面のみならず、職員・
利用者・事業所の運営体制すべての観点から、感染防止策を実施していた事業所が多かった

3%加算の算定・規模区分特例
の適用

○ 3%加算:「算定した」は、25.3%
→ 算定していない理由:「減少員数要件を満たしていなかった」が70.0%、「利用者負担が増える」が19.8%
○ 規模区分特例:「適用した」は、7.2%
→ 適用していない理由:「減少員数要件を満たしていなかった」が71.9%、「利用者負担が増える」が14.1%

事業所経営改善のための取組

○ 経営状況改善の取組:最も大きな効果があった取組は、「感染防止策を徹底し、感染者が発生しないように努
めた」で、36.3%

利用者に対する影響

○ 自主的に利用を控えた利用者:「いた」は、80.9%
→ 理由:「サービスを利用している間にコロナに感染することが心配だったから」が、63.6%
→ 通所リハビリテーションでは、87.9%~100%と平均より高く、認知症デイでは、16.7%~76.0%と低かった。
○ 身の回りのことに係る自立度の変化:「変わらない」が、54.5%

家族に対する影響

○ 事業所の利用を控えたことによる家族への影響:「介護や手助けなどの時間が増えた」、「介護による精神的負担
が増えた」が、57.1%

事業所経営への影響

○ 経営への影響:「感染拡大以前と比較して悪くなった」は、52.2%(「変わらない」は、36.4%)
→ 通所リハビリテーションでは、56.7%~88.9%で平均より高い傾向あり
○ 雇用への影響:「影響なかった」は、51.1%
→ 影響があった場合の内容:「職員の勤務時間や勤務日数を減らした」が、40.1%
○ 合計収支の平均値:令和2年1月・令和3年1月・令和2年8月~令和3年7月までで最も収支が悪化
した月の収支は以下のとおりだった。(単位:円)
合計収支
(収入ー支出)

令和2年1月
2,633,531

令和3年1月
1,093,724

最も収支が悪化した月
-238,198

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