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【資料2】療養通所介護 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34007.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第219回 7/10)《厚生労働省》
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療養通所介護における包括報酬になったことに関する影響
■ 療養通所介護が包括報酬になったことの影響(利用回数、時間、職員体制の変化、収支状況等)

ヒアリング期間:令和3年10月22日~11 月26 日
ヒアリング対象:同意が得られた3事業所

(1)利用者に対する影響
〇 新規の相談があってもお試し利用が出来ず、利用に繋がらなくなった。
〇 月に2回程利用していた利用者が、包括報酬になったことで単位数が足りなくなり利用できなくなった。
〇 包括報酬になり、利用者から「料金が上がるならもう少し利用したい」と希望があり、対応した。

(2)収入面での影響
〇 月に4 回利用されていた方が6 回に増え、訪問看護と併任していた職員が療養通所介護に付きっきりにな
るため、訪問看護に行ける職員が減った。
〇 包括報酬によって利用回数が増えたため、同法人の訪問看護の訪問回数が減り、法人内では収入が減
少した。
〇 令和2年9 月と令和3年9 月を比較すると収入が減少した(3 事業所とも)

(3)他サービスやケアマネジャーへの影響
〇 支給限度額基準内の範囲で、12,691 単位を確保するため、ケアマネジャーが非常に苦労して調整している。
療養通所介護を利用した場合は、その他のサービスが使いづらくなった。
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令和3年度老人保健健康増進等事業「訪問看護の評価指標の標準化に関する調査研究事業」