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【資料2】療養通所介護 (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34007.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第219回 7/10)《厚生労働省》
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療養通所介護の現状と課題
<現状と課題>
◼ 療養通所介護は、平成18年度に、医療と介護の両方のニーズをもつ難病等を有する中重度者又は
がん末期の者の通所ニーズに対応するサービスとして創設。





1事業所の登録定員は18名以下であり、報酬は令和3年度より、介護度に関わらず月単位の定額
報酬となっている。
請求事業所数、利用者数、費用額は、年々横ばい~減少傾向である。

利用者の要介護3以上の者は約89%、平均要介護度は4.3であり、中重度の要介護者の在宅療養の
継続を支える地域の拠点としての役割を果たしている。

◼ これまでの介護報酬改定において、医療と介護の両方のニーズをもつ中重度者の在宅療養を支え
る観点から
・ 平成27年度改定では、医療ニーズへの重点的な対応に対する評価
・ 平成30年度改定では、地域共生社会の実現に向けた取組を推進する観点からの見直し
・ 令和3年度改定では、柔軟なサービス提供を図る観点から包括報酬化
等を行ってきたところである。

◼ また、
・ 利用定員数は事業者あたり平均7.0人と基準の半分以下であり、従事者の多くは兼務している。
・ 開設主体は、療養通所介護のほかに、訪問看護、児童発達支援、放課後等デイサービスを運営
している。
このように、療養通所介護は、障害福祉サービスを含む他の事業の医療ニーズに対応している側面
もある。
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