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ヒアリング資料5 全国医療的ケアライン (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34074.html |
出典情報 | 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第29回 7/11)《厚生労働省》 |
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<参考資料1>会員アンケートからみた課題とニーズの実態
・2022年6月 全国医療的ケアライン実施アンケート「各都道府県家族会での関心事」(最大3項目まで選択可)
回答 39家族会、114項目
(回答数が2以上のもののみを表示)
考察:
①「親の就労や所用、休息のための医療的ケア児者のレスパイト施設不足」 (19件)では、緊急時のためにではなく、就労や休息の確保等、
日常生活を維持継続するために社会資源を求めていることが分かる。自宅での日常生活にもっと手厚いサポートが必要である。
②学齢期では、通学先での保護者付添い以上に、通学先での自主送迎の課題について関心が高い。地方では特別支援学校の数が少な
く、自宅から遠いため、子どもを通学させてあげたいと思っても家族の送迎負担が身体的にも時間的にも大きい。通学を断念している例
も少なくない。こうした家族の日常の負担感と、それでも何とか子どもに教育を受けさせてあげたい思いが、数字となって表れている。
③卒業後では、医療的ケアがあると、受入れ相談の段階で通所や就労先から断られることが多い。特に、区分6に該当する重症心身障害
者や強度行動障害者に医療的ケアが必要となった場合に、更に支援が必要であることを表す区分がないため、課題となっている。
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・2022年6月 全国医療的ケアライン実施アンケート「各都道府県家族会での関心事」(最大3項目まで選択可)
回答 39家族会、114項目
(回答数が2以上のもののみを表示)
考察:
①「親の就労や所用、休息のための医療的ケア児者のレスパイト施設不足」 (19件)では、緊急時のためにではなく、就労や休息の確保等、
日常生活を維持継続するために社会資源を求めていることが分かる。自宅での日常生活にもっと手厚いサポートが必要である。
②学齢期では、通学先での保護者付添い以上に、通学先での自主送迎の課題について関心が高い。地方では特別支援学校の数が少な
く、自宅から遠いため、子どもを通学させてあげたいと思っても家族の送迎負担が身体的にも時間的にも大きい。通学を断念している例
も少なくない。こうした家族の日常の負担感と、それでも何とか子どもに教育を受けさせてあげたい思いが、数字となって表れている。
③卒業後では、医療的ケアがあると、受入れ相談の段階で通所や就労先から断られることが多い。特に、区分6に該当する重症心身障害
者や強度行動障害者に医療的ケアが必要となった場合に、更に支援が必要であることを表す区分がないため、課題となっている。
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