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ヒアリング資料6 特定非営利活動法人 難病のこども支援全国ネットワーク (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34228.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第30回 7/21)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細版)
(1)医療的ケアのある子どもへの支援について
【意見・提案を行う背景、論拠】
• たんの吸引、経管栄養、導尿などの、いわゆる医療的ケアの必要な子どもたちが医療機関を退院し、
在宅へ移行するケースが増えているが、現行の障害福祉サービス、とくに居宅系サービスには、医
療に分類されている行為を必要としている子どもが使うことのできるサービスが制度上存在せず、こ
れは日常生活において介護者たる家族の大きな負担となっている。
• 医療的ケアがあるため、幼稚園や保育所、学校への受入れに制約が生じたり、集団活動や学習活
動等から排除されたりする例は、いまでも枚挙に暇がない。
• 難病や慢性疾病を原因とする障害については、医療と福祉を切り離して考えることが難しく、医療保
険制度と障害福祉サービスの谷間を作らない制度の構築が必要。
• 子どもに対する訪問看護は、医療保険制度のひとつとして実施されているが、診療報酬上の制約が
多く長時間や頻回の利用は難しいのが現状。
【意見・提案の内容】
• 障害福祉サービスに訪問看護を新たに位置付け、現在、必要な障害福祉制度の利用に結びついて
いない医療依存度の高い利用者への支援を確保する必要がある。(視点1)
• いわゆる〝歩ける・動ける医療的ケア児〟への障害福祉サービスの利用促進を図る観点や、有効
かつきめ細やかな加算等が必要。(視点2)
【期待できる効果】
• 必要な障害福祉サービスの利用に結びついていない医療依存度の高い利用者への支援を確保で
きる。

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