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感染症週報 2023年第28週(7月10日-7月16日) (9 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html
出典情報 感染症週報 2023年第28週(7月10日-7月16日)(7/28)《国立感染症研究所》
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Infectious Diseases Weekly Report Japan

2023年 第28週
(7月10日〜 7月16日)
:通巻第25巻 第28号

〈6月コメント〉
(7月14日集計分)
◆性感染症について (2023年4〜6月、26〜29ページ「グラフ総覧」参照)
4つの性感染症(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、
淋菌感染症)は性感染症定点医療機関(全国約1,000カ所)から毎月報告される。2023年6月分
の報告を行った性感染症定点医療機関数は986(産婦人科・産科・婦人科:487、泌尿器科:
407、皮膚科:82、性病科:10)であった。次ページ以降に、過去5年間の同時期における各性
感染症の男女別定点当たり報告数との比較(図1)、男女別・年齢階級別(0歳、1〜4歳、5〜
69歳は5歳毎、および70歳以上)定点当たり報告数(図2)、15〜29歳における各性感染症の男
女別定点当たり報告数の推移(図3)、および定点当たり報告数の推移(26〜29ページ「グラフ
総覧」)を示す。
性器クラミジア感染症
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに増加した。
6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男性でやや多く、女性でかなり
多かった。年齢群のピークは男女ともに20〜24歳であった。また、男性では10〜14歳、女性で
は0歳、10〜14歳の報告を認めた。
性器ヘルペスウイルス感染症
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに増加した。
6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女ともにやや多かった。年齢
群のピークは男性では25〜29歳および40〜44歳、女性では25〜29歳であった。
尖圭コンジローマ
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに増加した。
6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女ともにやや多かった。年齢
群のピークは男性では25〜29歳、女性では20〜24歳であった。
淋菌感染症
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに大きな
変化は認められなかった。6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男
性では大きな変化は認められなかったが、女性でやや多かった。年齢群のピークは男女と
もに20〜24歳であった。また、女性では10〜14歳の報告を認めた。

Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases

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