厚生労働科学研究費等補助金

腎疾患政策研究事業（令和５年度）

事業概要（背景・目的）
●平成30年度に取りまとめられた腎疾患検討会報告書に基づく対策の均てん化によるKPIの達成に向けて、地域における対策の進捗状況や好事例等に
ついて、各都道府県に担当の研究者を配置した「オールジャパン体制」で実態調査・情報公開を行うとともに、地方公共団体や関連学会・関連団
体等への助言や連携を適宜行いながら地域モデルを構築するなど、KPIの早期達成に向けたより効率的・効果的な対策を策定する研究を実施する。

腎疾患対策検討会報告書に基づく対策の進捗管理および新たな対策の提言に資するエビデンス構築（令和４～５年度：研究代表者 柏原直樹）

・腎疾患対策検討会報告書の評価・進捗管理、新たな対策の立案。

腎疾患対策検討会報告書に基づく慢性腎臓病 (CKD)対策の推進に資する研究（令和４～６年度：研究代表者 岡田浩一）

・腎疾患対策検討会報告書に基づいたCKD対策の社会実装の推進。
・各都道府県ごとの進捗等をCKD対策支援データベースとして公開。
慢性腎臓病(CKD)患者に特有の健康課題に適合した多職種連携による生活・食事指導等の実証研究（令和５～７年度：研究代表者 要伸也）

・多職種連携のエビデンス構築、教育プログラム開発、効果的な介入方法の策定。
ライフスタイルに着目した慢性腎臓病（CKD）対策に資する研究（令和５～７年度：研究代表者 中川直樹）

・CKD患者（透析患者及び腎移植患者を含む）に関する治療と仕事の両立支援のための企業・医療機関連携マニュアルの作成。

医療者および患者の視点から見た災害に備えた透析患者の情報管理と体制整備に関する研究（令和５～７年度：研究代表者 中山雅晴）

・災害時の透析情報ネットワークに関する課題抽出、提言。

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