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資料4 業務及び組織の全般にわたる検討の結果並びに講ずる措置の内容(案) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34366.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第10回 8/1)《厚生労働省》
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ビスの充実を図る。エイズへの取組について、ブロック拠点病院においてH
IV裁判の和解に基づき国の責務となった被害者の原状回復に向けた医療
の取組を着実に実施するとともに、エイズ患者及びHIV感染者を含め、高
齢化等の個々の状態に応じて適切に対応できるよう、必要な人的・物的体制
整備の下、引き続き取組を進める。
新興感染症への取組については、病院の機能や役割に応じた協定の締結
を含めた都道府県との連携により、地域において必要とされる医療を安定的
かつ継続的に提供するよう体制の整備を図る。
このほか、医療分野におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)
による業務の効率化、医療の質の向上を実現する観点から、国の医療分野に
おける重要政策のモデル的な取組を積極的に実施するなど、国の医療政策に
貢献する取組を進める。
2 臨床研究事業
機構の病院ネットワークを最大限活用した迅速で質の高い治験の推進やEB
M推進のための大規模臨床研究に、より一層取り組むとともに、他の設置主体
も含めたこれらの分野に精通する医療従事者、将来臨床研究等を担う人材の育
成及び認定臨床研究審査委員会の適正な運用を図ることにより、我が国の臨床
研究や治験の活性化に貢献するよう取り組む。
また、電子カルテデータ等から標準化された診療データを収集・分析するデ
ータベースを運用し、更なる標準化データの収集・分析や規模の拡大に取り組
むとともに、新型コロナの対応に際しても有用であったことを踏まえ、臨床疫
学研究の推進等を図ること。あわせて、医療の質の向上、臨床研究の推進、効
率的な病院経営に資する利活用を推進するとともに、国の医療情報政策に基づ
き、外部のデータベースとの連携や外部機関へのデータ提供についても積極的
に貢献するよう取り組む。
さらに、先進的医療への取組として、他の設置主体との連携により、ゲノム
医療・再生医療に関する臨床研究や新規医薬品開発等の共同研究をより充実さ
せる。
3 教育研修事業
様々な診療機能を持つ機構の病院ネットワークを活用し、医療従事者を目指
す学生に対する卒前教育(臨床実習)を充実させる等質の高い医療従事者の育成
を行うとともに、地域の医療従事者や地域住民に向けた研修などを実施し、我が
国の医療の質の向上に貢献するよう取り組む。
他設置主体の医療従事者や地域住民も対象とした新興感染症等対応に係る研
修についても取り組む。
また、看護師等養成施設については、地域における医療人材育成やその需給及
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