１．総点検に関する中間報告

②マイナンバーの紐付け方法に係る業務実態の調査結果

ⅲ） 障害者手帳情報の紐付け誤り

１ 調査の概要
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６月20日、静岡県における障害者手帳情報とマイナンバーの紐付け誤り事案が判明したことを踏まえ、障害者手帳に
関する紐付けについて、事務処理状況の確認と点検のため、厚生労働省から通知を発出。

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７月７日、各制度におけるマイナンバーの紐付けの実態調査を行うため、障害者手帳を含む厚生労働省所管分野に
ついて、通知を発出。

２ 調査結果（６月20日・ ７月７日通知の調査結果）等
① J-LIS照会等を行う際に、完全な住所情報を用いず、その後も適切な方法で個人を特定していない自治体が
50/237自治体。（都道府県22/47 市町村28/190）
② その他、一部の自治体で、マイナンバーに紐付ける障害者手帳情報を誤った事案が判明。
例：⑴静岡県事案（一部）：削除すべき情報がシステム上に残り、手帳番号が重複 （15件）
⑵鳥取市事案：県から市に権限委譲した際、類似する手帳番号を付番したことに伴う誤り （485人）
⑶宮崎県事案：ファイル作成時に手作業で転記した際の誤り （2,336人）

２の調査結果を踏まえると、①の50自治体以外についても紐付けの正確性が強く懸念されるため、
障害者手帳については、全ての自治体を、「個別データ総点検」の対象とする【原則秋まで】

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