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令和6年度厚生労働省予算概算要求の概要 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/24syokan/index.html
出典情報 令和6年度厚生労働省予算概算要求(8/31)《厚生労働省》
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令和6年度 厚⽣労働省予算概算要求における重点要求(ポイント)
Ⅰ.今後の⼈口動態・経済社会の変化を⾒据えた保健・医療・介護の構築
健康づくり・予防・重症化予防、認知症施策の推進等

○⻭科保健医療の推進
34億円(30億円)
健康づくり・予防・重症化予防を強化し、健康寿命の延伸に係る取組を推進する。  健康寿命延伸に向けた⽣涯を通じた⻭科健診等の⻭科⼝腔保健の推進
加えて、認知症基本法に基づき、認知症施策を総合的かつ計画的に推進する。また、
 地域の実情を踏まえた⻭科医療提供体制の構築

がん・肝炎・難病などの各種疾病対策を着実に実施するとともに、⻭科保健医療な
どを推進する。
○国際機関等を通じた国際貢献の推進・医療の国際展開
123億円(97億円)
○健康づくり・予防・重症化予防の推進

64億円(36億円)

 ⾼齢者の保健事業と介護予防の⼀体的な実施の推進
 糖尿病性腎症の重症化予防事業や予防・健康づくりに関する大規模実証事業な
どの保健事業等への支援
 「⼥性の健康」ナショナルセンター機能の構築

○認知症施策の総合的な推進

141億円(128億円)

 共⽣社会の実現に向けた本⼈発信支援や地域づくり支援、認知症の⼈やその家
族の相談支援体制と若年性認知症の⼈への支援体制の推進等
 認知症に対する早期発⾒・早期診断及び治療・進⾏抑制、介護方法、社会環境
の整備等に対する研究等の推進
 認知症の⼈やその家族を含めた包括的な支援等を図るため、地域包括支援セン
ターが⾏う業務のICT化等に係る支援

○がん対策、循環器病対策等の推進

447億円(406億円)

 効果的・効率的な子宮頸がん検診の実施に向けた支援を含むがん対策の推進、
HPVワクチンの相談支援体制の確保
 脳卒中・心臓病等患者の包括的な支援体制の構築
 リウマチ・アレルギー疾患、慢性腎臓病(CKD)対策の推進

○肝炎対策の推進

53億円(53億円)

 肝炎患者等の重症化予防の推進
 肝がん・重度肝硬変の治療研究の促進
○難病・小児慢性特定疾病対策等の推進
 難病・⼩児慢性特定疾病対策の着実な推進
 移植医療対策の推進

 開発途上国向けの医薬品研究開発及び保健システムの強化等の支援、諸外国へ
の⼈材派遣等による⽇本の医療技術等の国際展開の推進
 ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成を目指した関係国際機関
等への拠出、薬剤耐性対策に関する研究開発等の推進

○食の安全・安心の確保
33億円(27億円)
 経済連携協定の推進による輸入食品増加に伴う監視体制の強化


感染症対策の推進・体制強化
新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえた次なる感染症に備え、医療措置協定
締結の推進、感染症の検査体制を強化するとともに、質の⾼い科学的知⾒を迅速に
提供できる体制を整備する。
○次なる感染症に備えた体制強化
 国⽴健康危機管理研究機構の設⽴に向けた体制整備
 保健所や地方衛⽣研究所等の体制整備

139億円(26億円)


※感染症法改正に伴う対応については、予算編成過程で検討する。

安定的で持続可能な医療保険制度の運営確保
○被⽤者保険への財政⽀援

837億円(831億円)

※医療保険制度改⾰に伴う被⽤者保険への財政支援強化への対応については、予算編成過程で検討する。

1,681億円(1,631億円)

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