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【資料2】電子カルテ情報共有サービス(仮称)における運用について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35017.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 介護情報利活用ワーキンググループ(第18回 9/11)《厚生労働省》
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処方情報について
前回ワーキンググループにおいて電子カルテ情報共有サービス(仮称)における院内処方情報の取扱いについて電子処方
箋管理サービスで取り扱うべきかご意見いただいたところ

主なご意見
● 院内処方をリアルタイムで把握し、電子処方箋管理サービス上で閲覧できることが重要
● 併用禁忌・重複投薬チェックがリアルタイムで行えることが安全性と医療の質として医療DXの最大のメリット
● 重複投薬チェックやレスポンス速度からも電子処方箋管理サービスでの取扱いが優れている。効果的・効率的なシステム設計
をのぞむ
● 医療を受ける立場から、安全性・迅速性は非常に大切。目先にとらわれず、今後のことを考えて開発を
● 電子処方箋サービスの普及を目指している点、イニシャルコスト面、運用経費を合わせて検討すべき

● 似たようなサービスのため、目的やマスタの整理が必要
● JSON,XML,CSV等が不明確で技術的に議論しにくい
● コストは、ソフトウェアライセンス、サーバ負荷、パフォーマンスなどを含めて検討すべき
● FHIRからXML変換してオンライン資格確認システムに格納できるのに対して、FHIRから電子処方箋管理サービスには格納でき
ないのか
● 情報の意味合いや形式の変換の際の欠損に考慮しつつ併用禁忌・重複投薬チェックがリアルタイムで行えることのメリットも
踏まえると、整理する必要があるが、両方に送付することも検討すべきではないか

論点と対応案
● レスポンスや重複投薬チェック、医療機関側の負担軽減の観点から、電子処方箋管理サービスで院内処方を取り扱うことを基
本とする。
● ただし、電子カルテ情報共有サービスで処方情報を取り扱う目的を整理し、必要であれば電子処方箋管理サービス等から変換
するなどして取り扱ってはどうか。

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