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【資料4】日本認知症グループホーム協会 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35413.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第225回 9/27)《厚生労働省》
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(現状・課題①)
〇認知症グループホームは少人数の共同生活の中で、日常の生活行為や役割に着目した支援を大切にしてお
り、そうしたグループホームケアが認知症の人のBPSDの軽減やQOLの向上に効果を発揮している。
○現行の認知症専門ケア加算は主として体制加算のため、そうした認知症ケアの効果や手間が十分に反映さ
れていない。
具体的には、
・算定要件にBPSDの予防や改善の評価が反映されていない、
・認知症介護実践リーダー研修修了者、認知症介護指導者養成研修修了者の配置に要するコストに比較し
て加算額が少額である
・認知症介護実践者研修修了者の手厚い配置に対する評価がない
との意見が挙がっている。
〇認知症施策推進大綱でも、BPSDの予防やリスク低減、現場におけるケア手法の標準化に向けて、効果
的なケアのあり方に関する研究を推進することとされている。
○当協会でも、平成29年度に協会独自の資格認定制度「グループホームケア実践士」を創設。グループ
ホームの特性を活かした認知症ケアの専門性の向上に一定の効果が得られている。
(要望事項①)
〇・認知症ケアのプロセス、アウトカムに関する一定の評価
・認知症専門ケア加算の単位数、算定要件の見直し
など、質の高い認知症ケアを提供している事業所に対する評価の仕組みを検討していただきたい。

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