(2)今後の対応
１．今回の調査で原因が判明した事象への対応
・①事案 :今回の調査で判明した事象について、同様の事象が発生しないよう事務処理マニュアルを
改訂するなど、正しい事務処理手順を各保険者に徹底【速やかに実施】
・①②事案:事務処理誤りやシステムの仕様による負担割合等の表示誤りを防ぐため保険者システムを改修
【10月以降順次、原則として今年度中に実施】
調査で判明した事例のパターンについて各保険者で点検【11月末目途】
２．負担割合等の相違の可能性がある場合における被保険者からの相談対応の構築【９月中】
・保険者が被保険者からの相談を受け、速やかに本来の負担割合等を確認し、被保険者や医療機関等に
伝える仕組みを構築
３．負担割合等の表示内容をチェックする仕組みの導入【来年夏まで】
・保険者が保有する情報とオンライン資格確認で表示される情報を突合し、正しく表示されているか
保険者がチェックする仕組みを導入
２．オンライン資格確認結果とレセプトコンピュータの表示の相違に係る対応

１．レセプトコンピュータ事業者への要請
・オンライン資格確認等システムのデータと異なる負担割合等が表示される仕様を維持している場合、
①そうした仕様となっている旨を顧客である医療機関等に伝達し、資格確認端末等で負担割合等を確認す
る必要があることの周知
②当該仕様の改修
を行うよう、レセプトコンピュータ事業者に対して要請済み。
２．医療機関等での仕様確認の参考のため、対象事業者の公表
・レセプトコンピュータ事業者に対して、自社製品の負担割合等の表示の仕様についてアンケートを行い、
アンケート結果も踏まえ、以下の対応を実施済み（9/29）。
①オンライン資格確認等システムからのデータと同期して表示している事業者名を
医療機関等向けポータルサイトに公表
②レセプトコンピュータで独自に算定した負担割合等を表示している場合があるが、
今後、時期を明示した上で改修を予定している事業者名についても公表
③上記について、改めて医療機関等に周知
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