長崎県におけるCKD対策の取組み

（長崎県医療政策課 がん対策班）
R5.5月

■背景

■目標
〇健診受診率の向上
〇重症化予防
〇医療連携体制の構築

・慢性透析患者数は微増傾向。今後も高齢化により増加の見込み
・人口透析導入の主要原疾患は、糖尿病性腎症が最多
・健診等での要受診者の未受診
・腎臓専門医の地域偏在

新規透析
導入患者数
の減少

■連携体制の構築
①長崎県糖尿病性腎臓病重症化予防事業推進会議（事務局：国保・健康増進課）
《内容》県版プログラムの推進、重症化予防事業の取組のための連携強化、評価に関する協議
②長崎県糖尿病対策推進会議（事務局：県医師会）
《内容》糖尿病医療連携体制推進、医師の人材育成等

※国保・健康増進課長・医療政策課長 委員参画

③長崎県CKD・糖尿病対策検討委員会（事務局：医療政策課） ※R4にCKD対策と糖尿病対策を統合
《内容》県医療計画の進捗管理、医療連携体制とCKD・糖尿病対策の推進に向けた総合的な協議

■取組内容

医療政策課
国保・健康増進課

医療提供・医療連携体制整備

保健事業の推進
・長崎県版糖尿病性腎臓病重症化予防プログラムの推進
・糖尿病性腎症重症化予防セミナーの実施
・かかりつけ医等研修会の実施
・市町へ管理栄養士の人材派遣事業

・CKDシールの作成と普及
・健診→かかりつけ医へ、かかりつけ医→腎臓専門医
への紹介基準の普及（チラシ作成等）
・腎臓専門医療機関のリスト作成と周知

連携

■今後の方向性
CKD対策と糖尿病対策を連動させ、市町、かかりつけ医、専門医等との効果的な連携体制を構築、推進

連携