医療機関勤務環境評価センターについて

１．設立の目的
病院又は診療所に勤務する医師の労働時間の短縮のための取組の状況等について評価を行うこと及び労働
時間の短縮のための取組について、医療機関の管理者に対して必要な助言・指導を行うことにより、医師による
良質かつ適切な医療の効率的な提供に資することを目的として、令和４年４月に改正医療法に基づき厚生労働
省が日本医師会を指定し、設置したものである。
２．事業概要
① 医療機関に勤務する医師の労働時間の短縮のための取組の状況、その他厚生労働省令で定める事項に
ついて評価を行うこと
② 医療機関に勤務する医師の労働時間の短縮のための取組について、医療機関の管理者に対し、必要な
助言及び指導を行うこと
③ その他、医師による良質かつ適切な医療の効率的な提供に資するよう、医療機関における医師の労働時
間の短縮を促進するための業務を行うこと

３．評価の実施方法
受審医療機関の評価は、医師である「医療サーベイヤー」と社会保険労務士である「労務管理サーベイヤー」
が２名１組で実施。 医療サーベイヤー及び労務管理サーベイヤーは、一定の業務経験等を有する者であって、
評価センターが実施する養成研修を修了した者が担当する。
なお、医療機関は、評価センターのホームページより評価受審の申込を行う。医療機関の評価受審の申込か
ら評価センターが行う評価結果の通知まで、すべて、オンラインシステムを活用している。

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