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薬-1○令和6年度薬価改定について (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00081.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第217回 11/24)《厚生労働省》
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議論のとりまとめに向けた考え方

考え方
• 令和6年度の薬価改定に向けた検討は、6月21日の議論開始以降、幅広に議論を進めてきたところであるが、
これまでの議論を踏まえ、次回の薬価専門部会では、令和6年度薬価改定の検討の方向性として、制度改革
に関わる論点を示すこととする。
• 制度改革の方向性としては、社会保障審議会医療保険部会で示した「イノベーション推進と安定供給確保に
向けたビジネスモデルの転換」(28ページ)の考え方に基づき、以下の対応を進めることが考えられる。
➢ 我が国の創薬力強化とともに、ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロスの解消を実現するため、革新的新薬のイ
ノベーションの適切な評価を推進するための薬価上の措置を行う。
➢ 後発医薬品を中心とした安定供給の課題を解消するため、後発医薬品企業の産業構造の転換を促すととも
に、医療上必要性の高い品目の安定供給の確保につながるための薬価上の措置を行う。

• また、改定に向けた検討課題は多岐にわたるため、今回の改定だけで終えるものではなく、次期改定に向け
て引き続き議論を行うこととする。
• 今後の進め方は従来と同様であるが、次回の薬価専門部会で示す令和6年度薬価改定の検討の方向性に関す
る議論を踏まえ、関係業界から意見聴取を行った上で、薬価制度改革の骨子のとりまとめに向けてさらに議
論を深めることとする。

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