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○外来(その4)について 総ー5 (45 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》
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課題①
(情報通信機器を用いた診療の現状について)
• オンライン診療に係る診療報酬上の評価については平成30年度改定において新設し、令和2年度改定では、実態等を
踏まえた見直しを実施した。さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、臨時的・特例的取扱いとして、オン
ライン診療による初診を可能とする等の対応を行ったところ。
• 令和4年1月の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の見直しを踏まえ、令和4年度診療報酬改定においては、
情報通信機器を用いた場合の初診料を新設し、算定できる医学管理料を拡充するとともに、算定要件の緩和等の見直
しを行った。
• 情報通信機器を用いた初診料等の届出医療機関数は経時的に増加しており、令和5年10月1日時点において約10,100
医療機関となっている。
• 不眠症を主傷病とする患者に対する情報通信機器を用いた診療において、限られてはいるが初診から向精神薬が処方
されている実態があった。
• 情報通信機器を用いた診療件数のうち、患者の所在が医療機関と異なる市町村または特別区である場合の診療件数
の割合が97.5%を超える医療機関は、情報通信機器を用いた診療件数が10件以上の医療機関では43施設(4.8%)、100
件以上の医療機関では7施設(3.4%)であった。
• 「オンライン診療の適切な実施に関する指針」において、オンライン診療の提供体制に関する事項として、「患者の急病
急変時に適切に対応するため、患者が速やかにアクセスできる医療機関において直接の対面診療を行える体制を整え
ておくこと」が最低限遵守する事項として定められている。
• 情報通信機器を用いた診療件数のうち、患者の所在が医療機関と異なる市町村または特別区である場合の診療件数
の割合が97.5%を超える医療機関について、患者と医療機関の所在地の関係を分析したところ、東京に所在する医療機
関を対象とした分析において、圏域を越えた情報通信機器を用いた診療における主傷病名は不眠症が最多であった。

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