よむ、つかう、まなぶ。
参考資料2 ゾコーバ錠 添付文書[1.9MB] (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37454.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和5年度第14回 1/23)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
ゾコーバ錠(4)
薬剤名等
ボセンタン水和物
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
本剤の血中濃度が減少
し、作用が減弱するお
それがある。また、ボ
センタン水和物の血中
濃度が上昇し、副作用
が発現しやすくなるお
それがある。
ボセンタン水和物の
CYP3A 誘導作用によ
り、本剤の代謝が促進
されるおそれがある。
また、本剤の CYP3A
に対する阻害作用によ
り、ボセンタン水和物
の代謝が阻害される。
中程度の CYP3
A誘導剤 本剤の血中濃度が減少 こ れ ら の 薬 剤 の
エファビレンツ、エト し、作用が減弱するお CYP3A 誘導作用によ
り、本剤の代謝が促進
ラビリン、フェノバル それがある。
ビタール、プリミドン
されるおそれがある。
等
メトトレキサート
メトトレキサートの血
中濃度を上昇させ、中
毒症状(口内炎、汎血
球減少)が発現するお
それがある。
i
n vi
t
ro 試験より本
剤は OAT3阻害作用
を有することが示唆さ
れており、メトトレキ
サートの尿中排出を遅
延させるおそれがあ
る。
表1
6
1 反復投与時の薬物動態パラメータ
投与日
例数
Cma
x※1
(
μg/
mL)
Tma
x※2
(
hr
)
※1
AUC0τ
(
μg・hr
/
mL)
T1/2※1
(
hr
)
1日目
8
2
2
.
3
(
1
4
.
8
)
2
.
5
0
(
1
.
5
0
,8
.
0
0
)
3
7
2
.
9
(
1
2
.
0
)
-
常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこ
5日目
7
2
8
.
1
(
1
5
.
6
)
2
.
0
0
(
1
.
0
0
,8
.
0
0
)
5
1
8
.
3
(
1
3
.
0
)
5
1
.
4
(
1
9
.
0
)
と。
※1
:幾何平均値(%変動係数)
※2
:中央値(最小値、最大値)
1
1
.副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異
11.1重大な副作用
11.1.1アナフィラキシー(頻度不明)
1
6
.
2吸収
11.2その他の副作用
1
6
.
2
.
1食事の影響
種類\頻度
5
%以上
1
〜5
%未満
過敏症
1
%未満
発疹
健康成人 14例に本剤(エンシトレルビルとして 375mg)を空腹
頻度不明
時又は高脂肪・高カロリー食摂取後に単回経口投与注したときの
そう痒
を表 1
6
2に示す。
薬物動態パラメータ 3)
悪心、嘔吐、下
痢、腹部不快感
消化器
精神神経系
表1
6
2 3
7
5
mg単回投与時注の薬物動態パラメータ
頭痛
代謝
脂質異常症
その他
HDLコレステ トリグリセリド 血清鉄上昇
ロ ー ル 低 下 上昇、ビリルビ
ン上昇、血中コ
(1
6
.
6
%)
レステロール低
下
食事
条件
例数
Cma
x※1
(
μg/
mL)
Tma
x※2
(
hr
)
※1
AUC0i
nf
(
μg・hr
/
mL)
空腹時
1
3
2
1
.
4
(
2
3
.
5
)
2
.
5
0
(
1
.
5
0
,4
.
0
0
)
1
2
3
6
(
2
3
.
2
)
食後※3
1
4
2
0
.
0
(
1
6
.
4
)
6
.
0
0
(
1
.
5
0
,1
6
.
0
0
)
1
5
3
8
(
1
5
.
8
)
※1
:幾何平均値(%変動係数)
※2
:中央値(最小値、最大値)
※3
:高脂肪・高カロリー食
1
4
.適用上の注意
14.1薬剤交付時の注意
1
6
.
3分布
PTP包装の薬剤は PTPシートから取り出して服用するよう指導
エンシトレルビルのヒト血清蛋白結合率は、97.
7〜98.
7%であっ
すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ
(i
nvi
t
r
o)。
た 4)
刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発
1
6
.
4代謝
することがある。
健康成人にエンシトレルビル
フマル酸(懸濁剤)を単回経口投
1
5
.その他の注意
与注したとき、血漿中では主に未変化のエンシトレルビルが検出
15.2非臨床試験に基づく情報
され、代謝物としてエンシトレルビルのクロル付加体が検出され
カニクイザルに本薬を 2又は 4週間反復経口投与した毒性試験に
た。尿中では主に未変化のエンシトレルビルが検出され、代謝物
おいて、臨床曝露量の 8倍相当以上で、肝臓門脈、胆嚢、肺/気
としてエンシトレルビルのトリアゾール脱メチル体が検出され
管支等に単核細胞主体の炎症性細胞浸潤が認められている 1)。
た 5)
。
また、i
nvi
t
r
o 代謝試験の結果、尿中の代謝物であるエンシトレ
1
6
.薬物動態
ルビルのトリアゾール脱メチル体は、CYP3Aを含む複数の CYP
16.1血中濃度
。
分子種により生成されると推定された 6)
健康成人女性 8例に本剤を 5日間空腹時反復経口投与した(エン
1
6
.
5排泄
シ ト レ ル ビ ル と し て 1日 目 は 375mg、 2日 目 か ら 5日 目 は
健康成人男性 20例にエンシトレルビル
125mg)ときの血漿中濃度推移を図 161に、薬物動態パラメー
フマル酸(懸濁剤)を
エンシトレルビルとして 250〜1000mgで空腹時単回経口投与 注
を表 16
1に示す。
タ 2)
したときの、投与後 144時間までの尿中排泄率は 16.
0〜21.
8%で
。
あった 5)
1
6
.
7薬物相互作用
1
6
.
7
.
1I
nvitro 試験
エンシトレルビルは CYP3Aを時間依存的に阻害し、CYP2B6及
び CYP3
Aを誘導する。
また、エンシトレルビルは P糖蛋白質(Pgp)及び乳がん耐性
(4
)
薬剤名等
ボセンタン水和物
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
本剤の血中濃度が減少
し、作用が減弱するお
それがある。また、ボ
センタン水和物の血中
濃度が上昇し、副作用
が発現しやすくなるお
それがある。
ボセンタン水和物の
CYP3A 誘導作用によ
り、本剤の代謝が促進
されるおそれがある。
また、本剤の CYP3A
に対する阻害作用によ
り、ボセンタン水和物
の代謝が阻害される。
中程度の CYP3
A誘導剤 本剤の血中濃度が減少 こ れ ら の 薬 剤 の
エファビレンツ、エト し、作用が減弱するお CYP3A 誘導作用によ
り、本剤の代謝が促進
ラビリン、フェノバル それがある。
ビタール、プリミドン
されるおそれがある。
等
メトトレキサート
メトトレキサートの血
中濃度を上昇させ、中
毒症状(口内炎、汎血
球減少)が発現するお
それがある。
i
n vi
t
ro 試験より本
剤は OAT3阻害作用
を有することが示唆さ
れており、メトトレキ
サートの尿中排出を遅
延させるおそれがあ
る。
表1
6
1 反復投与時の薬物動態パラメータ
投与日
例数
Cma
x※1
(
μg/
mL)
Tma
x※2
(
hr
)
※1
AUC0τ
(
μg・hr
/
mL)
T1/2※1
(
hr
)
1日目
8
2
2
.
3
(
1
4
.
8
)
2
.
5
0
(
1
.
5
0
,8
.
0
0
)
3
7
2
.
9
(
1
2
.
0
)
-
常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこ
5日目
7
2
8
.
1
(
1
5
.
6
)
2
.
0
0
(
1
.
0
0
,8
.
0
0
)
5
1
8
.
3
(
1
3
.
0
)
5
1
.
4
(
1
9
.
0
)
と。
※1
:幾何平均値(%変動係数)
※2
:中央値(最小値、最大値)
1
1
.副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異
11.1重大な副作用
11.1.1アナフィラキシー(頻度不明)
1
6
.
2吸収
11.2その他の副作用
1
6
.
2
.
1食事の影響
種類\頻度
5
%以上
1
〜5
%未満
過敏症
1
%未満
発疹
健康成人 14例に本剤(エンシトレルビルとして 375mg)を空腹
頻度不明
時又は高脂肪・高カロリー食摂取後に単回経口投与注したときの
そう痒
を表 1
6
2に示す。
薬物動態パラメータ 3)
悪心、嘔吐、下
痢、腹部不快感
消化器
精神神経系
表1
6
2 3
7
5
mg単回投与時注の薬物動態パラメータ
頭痛
代謝
脂質異常症
その他
HDLコレステ トリグリセリド 血清鉄上昇
ロ ー ル 低 下 上昇、ビリルビ
ン上昇、血中コ
(1
6
.
6
%)
レステロール低
下
食事
条件
例数
Cma
x※1
(
μg/
mL)
Tma
x※2
(
hr
)
※1
AUC0i
nf
(
μg・hr
/
mL)
空腹時
1
3
2
1
.
4
(
2
3
.
5
)
2
.
5
0
(
1
.
5
0
,4
.
0
0
)
1
2
3
6
(
2
3
.
2
)
食後※3
1
4
2
0
.
0
(
1
6
.
4
)
6
.
0
0
(
1
.
5
0
,1
6
.
0
0
)
1
5
3
8
(
1
5
.
8
)
※1
:幾何平均値(%変動係数)
※2
:中央値(最小値、最大値)
※3
:高脂肪・高カロリー食
1
4
.適用上の注意
14.1薬剤交付時の注意
1
6
.
3分布
PTP包装の薬剤は PTPシートから取り出して服用するよう指導
エンシトレルビルのヒト血清蛋白結合率は、97.
7〜98.
7%であっ
すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ
(i
nvi
t
r
o)。
た 4)
刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発
1
6
.
4代謝
することがある。
健康成人にエンシトレルビル
フマル酸(懸濁剤)を単回経口投
1
5
.その他の注意
与注したとき、血漿中では主に未変化のエンシトレルビルが検出
15.2非臨床試験に基づく情報
され、代謝物としてエンシトレルビルのクロル付加体が検出され
カニクイザルに本薬を 2又は 4週間反復経口投与した毒性試験に
た。尿中では主に未変化のエンシトレルビルが検出され、代謝物
おいて、臨床曝露量の 8倍相当以上で、肝臓門脈、胆嚢、肺/気
としてエンシトレルビルのトリアゾール脱メチル体が検出され
管支等に単核細胞主体の炎症性細胞浸潤が認められている 1)。
た 5)
。
また、i
nvi
t
r
o 代謝試験の結果、尿中の代謝物であるエンシトレ
1
6
.薬物動態
ルビルのトリアゾール脱メチル体は、CYP3Aを含む複数の CYP
16.1血中濃度
。
分子種により生成されると推定された 6)
健康成人女性 8例に本剤を 5日間空腹時反復経口投与した(エン
1
6
.
5排泄
シ ト レ ル ビ ル と し て 1日 目 は 375mg、 2日 目 か ら 5日 目 は
健康成人男性 20例にエンシトレルビル
125mg)ときの血漿中濃度推移を図 161に、薬物動態パラメー
フマル酸(懸濁剤)を
エンシトレルビルとして 250〜1000mgで空腹時単回経口投与 注
を表 16
1に示す。
タ 2)
したときの、投与後 144時間までの尿中排泄率は 16.
0〜21.
8%で
。
あった 5)
1
6
.
7薬物相互作用
1
6
.
7
.
1I
nvitro 試験
エンシトレルビルは CYP3Aを時間依存的に阻害し、CYP2B6及
び CYP3
Aを誘導する。
また、エンシトレルビルは P糖蛋白質(Pgp)及び乳がん耐性
(4
)