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資料4 深田構成員提出資料 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37868.html |
出典情報 | ゲノム医療推進法に基づく基本計画の検討に係るワーキンググループ(第2回 2/14)《厚生労働省》 |
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2) がん遺伝子パネル検査を用いた医療の現状と課題
• 標準治療が見込まれる状況でもパネル検査後に治療到達した患者の6割で治療奏効が得られ予後が改善する可能性がある。
• パネル検査後の治療到達率が低い原因として、パネル検査結果判明時に病状が増悪している、臨床試験・治験の参加可能枠が十
分ではないこと等が考えられる。
がん研有明病院
713例での検討
(2019-2022)
治療奏効
症例数(n45)
%
部分寛解 (PR)
16
35.6%
治療到達率
6.3%
不変 (SD)
10
22.2%
増悪 (PD)
17
37.8%
不明(N.E.)
2
4.4%
遺伝子パネル検査後の予後
遺伝子変異に応じた治療実施
PR+SD (N = 26)
58%
その他
n16
治験適格基準に
(6.7%)
合致せず
n24
(10.0%)
結果判明時
病状増悪 n51
(21.3%)
(
生
存
率
%
治療推奨されるも実施に投与に至らなかった理由
治験参加
枠なし
n77
(32.1%)
)
n72
(30.0%)
遺伝子変異に応じた治療実施
PD+N.E. (N = 19)
p=0.013
期間(月)
遺伝子変異に応じた治療なし
■ MST: 26.5 months (95%CI, 14.4–38.6)
(N = 668)
■ MST: 9.8 months (95%CI, 5.8–13.8)
■ MST: 14.2 months (95%CI, 12.4–16.0)
前治療を継続中
4
Fukada I, et al. Cancer Sci. 2023
• 標準治療が見込まれる状況でもパネル検査後に治療到達した患者の6割で治療奏効が得られ予後が改善する可能性がある。
• パネル検査後の治療到達率が低い原因として、パネル検査結果判明時に病状が増悪している、臨床試験・治験の参加可能枠が十
分ではないこと等が考えられる。
がん研有明病院
713例での検討
(2019-2022)
治療奏効
症例数(n45)
%
部分寛解 (PR)
16
35.6%
治療到達率
6.3%
不変 (SD)
10
22.2%
増悪 (PD)
17
37.8%
不明(N.E.)
2
4.4%
遺伝子パネル検査後の予後
遺伝子変異に応じた治療実施
PR+SD (N = 26)
58%
その他
n16
治験適格基準に
(6.7%)
合致せず
n24
(10.0%)
結果判明時
病状増悪 n51
(21.3%)
(
生
存
率
%
治療推奨されるも実施に投与に至らなかった理由
治験参加
枠なし
n77
(32.1%)
)
n72
(30.0%)
遺伝子変異に応じた治療実施
PD+N.E. (N = 19)
p=0.013
期間(月)
遺伝子変異に応じた治療なし
■ MST: 26.5 months (95%CI, 14.4–38.6)
(N = 668)
■ MST: 9.8 months (95%CI, 5.8–13.8)
■ MST: 14.2 months (95%CI, 12.4–16.0)
前治療を継続中
4
Fukada I, et al. Cancer Sci. 2023