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資料5 三木構成員提出資料 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37868.html
出典情報 ゲノム医療推進法に基づく基本計画の検討に係るワーキンググループ(第2回 2/14)《厚生労働省》
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がんゲノム医療やがん以外の疾病のゲノム医療と研究の現状を認識し、現時点での課題の洗い出しと
施策の検討が必要
がんゲノム医療の課題
Ⅰ.医療人材面での制約(専門人材等のマンパワーの不足・偏在)
1. がんゲノム医療 に関わる専門 医、認定遺伝カウンセラー、がんゲノム医療コーディネーター( CGMC)等の人材
不足による診療・遺伝カウンセリング体制の整備が不十分。特に、地方の がんゲノム 連携病院等では 、そうした
声が強い。
2. エキスパート・パネルの業務負担
がんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院では、エキスパート・パネル業務負担が非常に大きくなっている。
① 検討すべき症例の絞り込み、② ICT化・AI活用等の推進、③ 作成資料の簡素化等を進めるべき
Ⅱ.遺伝子パネル検査面での制約(実施時期・回数の制約)
1. 原則として「標準治療終了後」「生涯で1回」で、必要なタイミングで必要な検査が行えず、選択肢が狭まるケー
スがある
Ⅲ.地域格差の問題(検査施設や治験への患者アクセスの難しさ)
がんゲノム 医療 中核拠点病院・拠点病院・連携病院が全国各地に指定されている 。しかし、地方の患者は、
1. 検査施設へ十分 なアクセス機会が確保されているとは言えない。
2. 遺伝子パネル検査で未承認薬等を推薦されても、治験等の実施施設が限定(都市部に集中)され、アクセスで
きない人が多い。
Ⅳ.費用
1. 対応薬が未承認の場合、高額になる(自費または患者申出療養制度)
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