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参考資料3 介護保険福祉用具における種目の評価・検討方法 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38517.html
出典情報 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和5年度第1回 3/13)《厚生労働省》
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介護保険福祉用具における評価・検討方法
③保険適用の合理性の考え方
評価・検討の視点


介護保険制度は公的保険で賄われており、一般国民との公平性や経済的負担を考慮する必要がある一方、
日常生活上必要不可欠な機能や一般の生活用品との明確な線引きが困難なことを踏まえ、一般国民との
公平性や経済性、有効性、保険給付への影響等の観点から総合的に勘案する。

(考慮する視点)
・日常生活における機能として欠かせない
・左記機能とは無関係な機能を伴わないもの(※1)
・他のサービスや製品等の代替がきかないもの ・一般的に低価格なものではないもの
※1

複合機能の評価方法で別途整理。

※2

また、保険給付への影響が試算できる場合は任意で提出を求める。

複合機能の評価方法
○ 複合機能の評価にあたっては、利用者にとって不要な機能かどうかは個々の状況によって様々なこと
から、保険者や福祉用具専門相談員において、個別の適用の際に判断することが考えられる一方、判断
結果にばらつきが生じる恐れがある。
○ そのため、介護保険の福祉用具本来の目的である利用者本人の自立助長や介助者の負担軽減に寄与
するものかどうかの観点から、総合的に勘案する。
(考慮する視点)
・本来目的の機能と一体不可分な機能であるもの(本来目的を果たすための機能として必要かどうか、
本来機能を補完するものかどうかにより判断。)
・複合機能が日常生活における機能として欠かせない


現行において、通信機能を有する福祉用具で認められているものは「認知症老人徘徊感知機器」のみであるが、上記
の整理に照らすと、通信機能であっても上記の考え方に当てはまる場合は、評価を行う。

複合機能を搭載した福祉用具のメンテナンス
○ 通信機能等を搭載した福祉用具においては、事業者だけではメンテナンスが困難な場合が想定される
ことから、当該福祉用具のメンテナンスに関しては、開発企業等と連携することも含めて、対応を促し
ていく。

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