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【資料2】「後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会」を踏まえた本会技の検討事項について(案) (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38628.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第11回 3/15)《厚生労働省》
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医薬品の安定供給に向けた取組
後発医薬品産業では、少量多品目生産といった構造的課題がある中で非効率な製造が行われており、メーカーの
薬機法違反を契機とした供給量の低下や、新型コロナウイルス感染拡大による需要の増加により、
・ メーカーの限定出荷による供給不足のほか、
・ 薬局や医療機関が正確な供給状況を把握することが困難であるために、先々の医薬品の確保に不安を感じて
過大な注文を行うことによって、さらに需給がひっ迫するという事態が発生。
1.製薬企業に対する働きかけ
現下の供給不安への対応

咳止め薬や痰切り薬のメーカー主要8社に、あらゆる手段による対応を要請(R5.10.18武見大臣発表)
【~R5.12】他の医薬品の生産ラインからの緊急融通やメーカー在庫の放出等
➢ 咳止め:約1100万錠、痰切り薬:約1750万錠の増加(令和5年9月末時点と比較して1割以上の増加)
【R6.1~】更なる増産対応のために24時間の生産体制への移行、他の生産ラインからの更なる緊急融通が必要
➢ 補正予算における支援、令和6年度薬価改定における薬価上の対応(不採算品目への対応)

2.病院・薬局等の医療機関に対する働きかけ

供給状況に係る情報の公表(先々の見通しを得ていただく)、買い込みを控えることの要請
小児用の剤型が不足している場合は、粉砕などの調剤上の工夫を行うよう要請し、診療報酬上も評価
咳止め薬や痰切り薬について、初期からの長期処方を控え、医師が必要と判断した患者へ最少日数での処方とするよう協力要
請(R5.9.29)

3.卸売業者に対する働きかけ

医療用解熱鎮痛薬等の安定供給に関する相談窓口の設置(R4.12)、痰切り薬の追加(R5.9.29)

構造的課題
への対応

有識者検討会報告書(R5.6.9)を受けて新たな検討会を立ち上げ、中間とりまとめ(R5.10.11 今後も継続して議論)。

1.少量多品目構造の解消

品質が確保された後発品を安定供給できる企業を企業情報により市場で評価。評価結果を薬価制度等に活用。
新規収載品目の絞り込み、既収載品目の統合、供給停止・薬価削除プロセスの合理化
2.後発品産業のあるべき姿(産業構造)の検討:業界再編も視野 等

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