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【資料06】血液事業部会について[2.3MB] (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38861.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和5年度第5回 3/21)《厚生労働省》
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輸血用血液製剤
輸血用血液製剤に係る血液事業は、原料の採血から製剤の検査、製造、供給
に至るまで、現在は唯一の採血事業者かつ製造販売業者でもある事業者が実施
しており、競争原理が働いていない。このため、当該事業者は、血液事業の運
営に支障を来さないことを前提として、輸血用血液製剤を供給するまでの各工
程で無駄がないかなどを検証し、コスト削減に努めることにより、少しでも安
価な製剤を供給できるよう努力をする必要がある。
しょう



原料血 漿

採血事業者及び製造業者は、血液事業の運営に支障を来さないことを前提と
しょう

して、原料血 漿 を供給するまでの各工程で無駄がないかなどを検証し、コス
しょう

ト削減に努めることにより、少しでも安価な原料血 漿 を供給できるよう努力
をする必要がある。
しょう

また、国は、需給計画の策定時における原料血 漿 の標準価格(以下「標準価
しょう

格」という。)の計算方式の改善、原料血 漿 の配分量及び標準価格の複数年契
約化等による標準価格の在り方そのものの見直しなどについて、採血事業者及
しょう

び血 漿 分画製剤の製造販売業者等の協力を得て検討を行う。
しょう



血 漿 分画製剤
しょう

多くの血 漿 分画製剤(血液製剤代替医薬品等を含む。以下同じ。)は、薬価
収載されて以降三十年を超えて医療現場に安定的に供給され、我が国の医療に
貢献している一方、薬価が下落し続けている状況にある。加えて、我が国の血
しょう

しょう

しょう

漿 分画製剤の需要に応じた血 漿 成分採血比率の上昇による原料血 漿 の価格
しょう

の上昇又は為替レートの変動による原料価格の上昇などにより、血 漿 分画製
剤の製造販売業者の収益が強く圧迫されていることが懸念される。
しょう

安定供給が求められる血 漿 分画製剤の供給が、採算性の低下によって支障
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