よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


介護保険最新情報Vol.1226(「介護職員等処遇改善加算等に関するQ&A(第1版)」の送付について) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 「介護職員等処遇改善加算等に関するQ&A(第1版)」の送付について(3/15付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

問4―3 キャリアパス要件Ⅱの「資質向上のための目標」とはどのようなものが考えら
れるのか。
(答)
・ 「資質向上のための目標」については、事業者において、運営状況や介護職員のキャリ
ア志向等を踏まえ適切に設定されたい。
・ なお、例示するとすれば次のようなものが考えられる。
① 利用者のニーズに応じた良質なサービスを提供するために、介護職員が技術・能力
(例:介護技術、コミュニケーション能力、協調性、問題解決能力、マネジメント能力
等)の向上に努めること
② 事業所全体での資格等(例:介護福祉士、介護職員基礎研修、訪問介護員研修等)の
取得率の向上
問4―4 キャリアパス要件Ⅱの「具体的取り組み」として、
「資質向上のための計画に
沿って、研修機会の提供又は技術指導等を実施(OJT、OFF-JT 等)するとともに、介護
職員の能力評価を行うこと」とあるが、そのうち「資質向上のための計画」とはどのよ
うなものが考えられるのか。
(答)
・ 「資質向上のための計画」については、特に様式や基準等を設けておらず、事業者の運
営方針や事業者が求める介護職員像及び介護職員のキャリア志向に応じて適切に設定さ
れたい。また、計画期間等の定めは設けておらず、必ずしも賃金改善実施期間と合致して
いなくともよい。
・ その運用については適切に取り組んでいただくとともに、無理な計画を立てて、かえっ
て業務の妨げにならないよう配慮されたい。
・ 例示するとすれば次のようなものが考えられるが、これに捉われず、様々な計画の策定
をしていただき、介護職員の資質向上に努められたい。
研修計画
研修テーマ
ヒヤリハット事例への対応
基本的な接遇・マナーの理解
認知症の方への理解
介護保険でできること、できないこと
基本的な防火対策の理解
感染症への理解
法令遵守の理解
サービス計画の策定

対象者
全職員
初任職員
中堅職員
全職員
全職員
全職員
リーダー職員
リーダー職員

4月

5月

6月

7月

8月

9月 10月 11月 12月

1月

2月

実施予定時期にチェックを入れる

その他の計画
〇採用1~2年目の介護職員に対し、3年以上の経験者を担当者として定め、日常業務の中での技術指導・業務に対する相談を実施する。
〇月1回のケアカンファレンス、ケース検討の実施(希望者)
〇他事業者との交流の実施(年3回)
〇都道府県が実施する研修会への参加(希望者)

3月