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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (6 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/1021223.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第83回 3/17)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

3 月 17 日 第 83 回モニタリング会議のコメント
新規陽性者における接触歴等不明者数は、感染の広がりを反映する指標であるだけでなく、接触歴等不明な
新規陽性者が、陽性判明前に潜在するクラスターを形成している可能性があるのでモニタリングを行っている。

③-1

③ 新規陽性者にお
ける接触歴等不明
者数・増加比

(1) 接触歴等不明者数は、7 日間平均で前回の約 5,615 人/日から、3 月 16 日時点で 4,725 人/日に減少した。
(2) 今週の接触歴等不明者数の合計は 34,433 人で、年代別の人数は、10 代以下 10,884 人、20 代 6,503 人、30
代 5,722 人、40 代 5,444 人、50 代 3,206 人、60 代 1,333 人、70 代 726 人、80 代以上 615 人であった。
【コメント】
接触歴等不明者数は、依然として、極めて高い値で推移している。接触歴等不明者の周囲には陽性者が潜在
していることに注意が必要である。

③-2

新規陽性者における接触歴等不明者の増加比が 100%を超えることは、感染拡大の指標となる。3 月 16 日時
点の増加比は、前回の約 88%から約 84%となった。
【コメント】
増加比は、100%を下回って推移しているものの、再び上昇に転じることに厳重な警戒が必要である。感染経
路が追えない第三者からの潜在的な感染を防ぐため、基本的な感染防止対策を常に徹底することが重要である。

③-3

(1) 今週の新規陽性者に対する接触歴等不明者の割合は、前週の約 60%から約 59%となった。
(2) 今週の年代別の接触歴等不明者の割合は、20 代で 70%を超えている。
【コメント】
いつどこで感染したか分からないとする陽性者が、幅広い年代で高い割合となっている。

-6-