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09 ワクチン接種の効果について(宮坂先生) (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/1021223.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第83回 3/17)《東京都》 |
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なぜ交差接種が有効なのか?
1.mRNAワクチンでは、スパイクタンパク質を標的抗原としている
2.スパイクタンパク質の上にはいくつもの「免疫の目印」があり、われわれはこれに対して免疫反応を起こす。
3.たとえば、ファイザー製のものには A, B, Cという目印、モデルナ製には A, C, Dという目印があるとする。
4.われわれが目印を認識する場合、ある人は主にA, 別の人は主にB, さらに別の人は主にCを認識する。
5.もし、ウイルスに変異が起きて、たとえば Bの目印が消えると、Bに対して主に反応する人は
ファイザー接種ではあまり反応できず、ノン(ロー)レスポンダーとなる。
6.しかし、この人が Cを認識できたとすると、ファイザー製にはだめだが、モデルナ製には反応する。
つまり、2回のファイザー接種で反応できなくても、モデルナ接種で反応できるようになる。
7.以上のことから、追加接種で前とは異なるワクチンを使うことによりローレスポンダーを減らすことができる。
1.mRNAワクチンでは、スパイクタンパク質を標的抗原としている
2.スパイクタンパク質の上にはいくつもの「免疫の目印」があり、われわれはこれに対して免疫反応を起こす。
3.たとえば、ファイザー製のものには A, B, Cという目印、モデルナ製には A, C, Dという目印があるとする。
4.われわれが目印を認識する場合、ある人は主にA, 別の人は主にB, さらに別の人は主にCを認識する。
5.もし、ウイルスに変異が起きて、たとえば Bの目印が消えると、Bに対して主に反応する人は
ファイザー接種ではあまり反応できず、ノン(ロー)レスポンダーとなる。
6.しかし、この人が Cを認識できたとすると、ファイザー製にはだめだが、モデルナ製には反応する。
つまり、2回のファイザー接種で反応できなくても、モデルナ接種で反応できるようになる。
7.以上のことから、追加接種で前とは異なるワクチンを使うことによりローレスポンダーを減らすことができる。