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04【資料2】海外製季節性インフルエンザワクチンの開発状況等について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24678.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会(第27回 3/23)《厚生労働省》
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海外グローバル企業の季節性インフルエンザワクチンの供給プロセス
海外グローバル企業が製造するワクチンの特徴



グローバル企業では北半球用と南半球用のワクチンを製造しており、通年を通じてワクチン製造の候補株をWHO-CC(WHOイ
ンフルエンザ協力センター)及びWHO-ERLから入手して、抗原性の確認や製造効率等の確認を行っている。



製造株については、 US/EU/UK等の規制当局から、WHOで決定された推奨株・類似株の中から選ばれた複数の製造候補株が示
され、その中から製造効率等を踏まえ、製造企業が製造株を選択する。



力価試験に使用する試薬については、 WHO-ERLで較正されたものを製造業者が使用する。

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

企業は、WHO-CCやWHO-ERL等の機関からワクチン候補株を入手・抗原性や製造効率等を確認(随時)
WHOでワクチンの
推奨株を議論
欧米規制当局会議

WHOで複数の
推奨株・類似株決定

:行政側の作業

規制当局が複数の製造候補株を公表

:製造企業側の作業

製造企業がワクチン原液を製造
※前年と製造株の変更がないと見込まれる場合、製造株の決定前から製造を開始

製薬企業・WHO-ERLで力価試験用試薬を作成
WHO-ERLで試薬の較正実施

製造企業がワクチン原液を製剤化・
規格試験の実施

薬事申請

承認事項一部変更申請の準備

力価試験に使用する試薬等を
WHO-ERLから入手

薬事審査
薬事承認

Lot Releaseに係る検査
市場への供給

注:北半球用の季節性インフルエンザHAワクチンに関する大まかな時期を示したもので、年により時期が前後することがある

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