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資料2-3   こどもまんなか実行計画策定に向けた意見書(案) (1 ページ)

公開元URL https://www.cfa.go.jp/councils/shingikai/kihon_seisaku/4b0eec52
出典情報 こども家庭審議会基本政策部会 (第12回 5/9)《こども家庭庁》
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資料2-3

こどもまんなか実行計画 2024 の策定に関する意見書(案)
令和6年○月○日
こども家庭審議会
1.こどもまんなか実行計画を進める上で心がけるべきことに関する意見
・こどもまんなか社会を実現するためには、こどもと関わる大人が一人一人意識
を変えていきながら、それぞれの立場でこどもまんなか社会の実現に向けて何
ができるかということを考えることが重要である。
・政策間の隙間、省庁間の隙間、我々が心に抱えているバイアスの根絶、地域間
格差の是正に努め、こどもまんなかにするかということ、そして、その一丁目
一番地に絶えず立ち戻るが重要である。
・支援してほしいという声が目の前にあるのに対して、どうやって支援するかを
行政だけで改めて話し合うのではなく、目の前の意見を持っている人や支援を
必要としている人たちに対して、まずは手を差し伸べて、面と向き合って対話
していくことが重要である。
2.ライフステージを通した重要事項に関する意見
・入院中のこどもやその家族らが安心して入院生活を送ることができるように、
入院付き添いの環境改善の取組について充実させる必要がある。
・子育て・生活支援から就業支援まで様々な支援メニューがある中、一人ひとり
に寄り添いながら必要な支援につなげることが重要である。
・こども食堂などの生活支援や学習支援は、貧困で厳しい状況にあるこどもたち
が確実に行くことができるようにすることが課題である。類似の事業である生
活困窮者自立支援法に基づく学習事業と連動し、全体として支援の質が向上す
るようにすることが重要である。また、長期休暇中や、高校生・若者世代など
給食のない世代への食事の支援も重要である。
・就労支援により、どれだけのひとり親家庭が就労や生活の安定につながったの
か等、施策の結果検証が必要である。
・こどもの貧困について、どのようなこども・若者がより良い状態になったか、
そのためにどの政策的な支援が重要であったかを把握していく必要がある
・ふたり親の低所得家庭の問題など、親が十分にこどもを守り切れないような家
庭、親機能が十分に発揮されないような家庭の問題への対応をしっかりと視野
に入れていく必要がある。
・親権、養育費、DVなど、家族法制の在り方はこどもに関する問題でもあるた
め、こども家庭庁の関わりが求められる。