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資料5 提出資料4(河本構成員) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40336.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第3回 5/22)《厚生労働省》
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(2) 2040年頃を見据えた医療提供体制のイメージ_その1
今後の医療の在り方を考える際に想定される要素

人口構造の変化

医療・介護人材の不足

⚫ 高齢化の進展(後期高齢者の増加は鈍化)
⚫ 生産年齢人口の急激な減少
⚫ 大都市・地方都市・過疎地の格差拡大






医療需要の変化






高齢患者が占める割合が継続的に上昇
医療と介護の複合ニーズの更なる高まり
高齢者救急の増加
死亡数・看取りの増加
外来の変化
• 全国で患者数が2025年にピーク
• 多くの地域で既にピークアウト
⚫ 在宅の変化
• 全国で患者数が2040年以降にピーク
• 多くの地域で患者数が今後も増加
⚫ 入院の変化
• 全国で患者数が2040年にピーク
• 多くの地域で2035年までにピークアウト
• がん・心疾患・脳梗塞が相対的に低下
• 大腿骨骨折が相対的に上昇

医療の高度化
⚫ 高額な薬剤・医療機器・再生医療の開発

就業者数の大幅な減少
医師の高齢化
勤務医の時間外労働規制の厳格化
タスクシェア/タスクシフトやマルチタスク化の進行

医療DX等の推進





オンライン診療等の普及
全国医療情報プラットフォームの定着
プログラム医療機器やAI診断の活用
オンライン会議による連携の効率化

国民・患者の変化





PHRによる医療リテラシーの向上
プログラム医療機器、健康アプリの浸透
オンライン診療やリフィル処方による受診の効率化
かかりつけ医の積極的な活用

財政制約の深刻化
⚫ 医療費の継続的な増加
⚫ 支え手となる現役世代の減少
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