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資料5 提出資料4(河本構成員) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40336.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第3回 5/22)《厚生労働省》
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(2) 2040年頃を見据えた医療提供体制のイメージ_その4

➢ 患者数が減少するなかで、臓器別・診療科別に特化した診療所が増え続ける状況は非効率。
得意領域を持ちつつも、日常的な症状に幅広く対応する「かかりつけ医機能」の強化が重要。
外来

➢ 短期的には連携による面での対応が現実的。長期的には診療所の集約化・大規模化も視野。
➢ 時間外診療・夜間往診・緊急入院の対応を念頭に、中小病院や有床診療所の活用も選択肢。

➢ 入院並みの重装備在宅と日常診療にとどまる軽装備在宅で異なるアプローチを検討。

在宅

✓ 重装備型は、緊急往診・入院や看取りが可能な中小病院や複数医師診療所が主に担当。
難病や医療的ケア児等の低年齢患者の在宅医療ニーズを充足させるための受け皿。
✓ 軽装備型は、外来のかかりつけ医が引き続き担当することによって、裾野を拡大。

➢ 都市部を中心に在宅を専門に大規模展開する医療機関をどのように位置付けるかも課題。

➢ 医療資源の投入量に見合った最適な病床・病棟の配置となるよう、引き続き再編・統合。
✓ 病床区分は基本的に現行の枠組みを踏襲しつつ、定量的な基準を活用。
入院

✓ 高度急性期~急性期については、更なる集約化・大規模化により、症例集積を高める。
✓ 急性期~回復期については、高齢者救急への対応を念頭に包括的機能を発揮。
✓ 慢性期については、在宅医療や介護と役割分担しつつ、医療ニーズの高い患者に重点化。
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