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看護DXを踏まえた外来の機能強化と看護現場の労働環境改善を (5 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/about/newsrelease/
出典情報 看護DXを踏まえた外来の機能強化と看護現場の労働環境改善を(6/3)《日本看護協会》
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3.看護現場の長時間労働是正及び労働者の健康確保
●労働負荷が大きい夜勤父代制勤務に従事する労働者
の健康確保のため、以下の項目について措置を講じら
れたい。
「働き方改革関連法」施行から5年目を迎え、見直しの議論が始まった。看護現
場では、変形労働時間制のもと2交代・16時間夜勤が増加している。労災認定基
準に適用された通り、勤務時間の不規則性は、業務の過重性の要因である。長
時間労働の是正と労働者の健康確保のための措置を図られたい。
・夜勤交代制勤務時間数に応じた所定労働時間の短縮

・変形労働時間制のもとで1日の最長勤務時間の上限設定(13時間以内)
・"時間以上の勤務間インターバルの確保

・勤務時間が8時間を大きく超える場合の休憩時間の確保(12時間の場合は
90分以上等)

夜勤回数(時間数)上限の基準設定

1)勤務時間の不規貝1.性に着目した労働法制の見直しが必要
労働者災害補償保険法に基づく脳・心臓疾患による労災認定基準(2021年9月15日適用)
「業務の過重性」の要素

【負荷評価の観点】

(ア)労働時間 1●拘束時間の長い勤務{ おおむね11時間未満の勤務の有無、時間数、

(イ)勤務時間の不規則性+●休日のない連続勤務 1 頻度、連続性等

(ウ)事業場外における 1●勤務間インターバルが1 交替制勤務における予定された始業・終業時刻の
短い勤務

移動を伴う業務

はちつきの程度、勤務のために夜間に十分な睡眠

(エ)心理的負荷を伴う業務 1●不規則な勤務・交替制 がとれない程度(勤務の時間帯や深夜時間帯の
(オ)身体的負荷を伴う業務 1勤務・'夜勤務. 勤務の頻度・連続性)、一勤務中の休憩の時間数
及び回数、休憩や仮眠施設の状況(広さ、空調、
仂)作業環境
騒音等)

2)看護職員の夜助実態
【図1】最も多くの看鰹職員に適用されている夜勤形態(病院)【図2】最も短い勤務間インターバル(R4年6月実績)
0.5% 4.1%
=

3交代制
30.5

(n=1746)

20.フ%
21.0%

二交代制夜 1回あたり16時以上

2交代制夜勤16時

二交代制夜 1回あたり16時未満

ヨ以上(n=5512)

その他

56.1

2交代制夜勤16時

無回答・不明

53.8%

43.9

間末満(n=2287)

"之M4例尿

【出典12022年病院看護・助産実態調査(日本看護協会)
02024 Japanese NUI'siηE AS50C

49.4

507

Ⅱ時問以下
U時間超
【出典】令和4年度医療分野の勤務環境改善マネジメントシステムに
基づく医療機関の取組に対する支援の充実を図るための調査・研
究(厚生労働省) 医療機関アンケート調査結果(看護職員調査)