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議題1 患-1患者申出療養の総括報告書に関する評価について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40866.html
出典情報 患者申出療養評価会議(第51回 6/20)《厚生労働省》
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6.6.20

(別紙)

患者申出療養 総括報告書に関する評価表(告示旧9)
評価委員

主担当: 五十嵐 隆
副担当: 手良向 聡

患者申出療養の名称

BRAFV600変異陽性の進行性神経膠腫を有する小児を対象と
したダブラフェニブ・トラメチニブ併用療法に関する患者申出療


申請医療機関の名称

九州大学病院

医療技術の概要

(概要)
我が国で保険適用済みの遺伝子パネル検査において
BRAFV600変異陽性が確認された15歳未満の進行性神経膠
腫を有する小児患者に対し、ダブラフェニブ1日2回経口投与と
トラメチニブ1日1回経口投与し、有効性と安全性を評価する。
主要評価項目は、Response Assessment in Neuro-Oncology
(RANO)基準に基づく投与開始後16週までの最良総合効果と
する。
副次的評価項目は、無増悪生存期間、及び、有害事象とす
る。
(効果)
ダブラフェニブとトラメチニブの併用療法は、我が国では
BRAFV600変異を有する切除不能または転移性悪性黒色腫、
及び、BRAFV600変異を有する非小細胞肺癌に対して承認さ
れている。
BRAFV600E変異陽性高悪性度神経膠腫に対して、成人を
対象とした第II相試験(NCT02034110)や小児の症例報告によ
り、有効性を示唆する結果が報告されている。また、
BRAFV600E変異陽性低悪性度神経膠腫についても、小児を対
象とした第I/IIa相試験(NCT01677741、NCT02124772)で有効
性を示唆する結果が報告されている。
米国では、上記2試験(NCT02034110、NCT02124772)を含
む臨床試験成績から、2022年6月に、BRAFV600E変異陽性の

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