よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2 医療DXの更なる推進について(報告) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41452.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第109回 7/15)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

医療DXの更なる推進について(案)

令和6年5月23日経済財政諮問会議
提出資料抜粋

➢ 少子高齢化・人口減少社会にあって、医療DXを推進し、より質の高い医療やケアを効率的に提供する体制を構築する
とともに、医療分野のイノベーションを促進し、その成果を国民に還元していく環境整備を進めることが必要。
➢ そのため、本年12月にマイナ保険証を基本とする仕組みへの移行を控える中で、医療DXのメリットや将来像を分かり
やすく示した上で、「医療DXの推進に関する工程表」に基づく各取組をより実効的に進めていく。
➢ 併せて、「工程表」で基本方針が提示されていた『医療情報の二次利用』『支払基金の抜本改組』についても、
今後、具体的な方向性や全体像を示していく。
対応方針
➢ 以下の内容を骨格として、医療DXの更なる推進のためのアクションプランを策定する。
1.一次利用(全国医療情報PFの構築等)

2.二次利用

3.実施主体(支払基金の抜本改組)

① 国のガバナンス強化
① 大病院の電子カルテ情報の標準化の加速化、 ① 医療・介護の公的DBの利用促進
• 仮名化情報の利用・第三者提供
• 国が医療DXの総合的な方針を示し、支
診療所への標準型電子カルテの導入促進、
• 電子カルテ情報共有サービスで共有さ
払基金が中期的な計画を策定。
必要な支援策の検討
れるカルテ情報の二次利用

保険者に加え、国・地方が参画し、運営
② 次の感染症危機に備え、電子カルテ情報と
する組織
発生届の連携、臨床研究における電子カル ② 公的DB等を研究者や企業等が一元的か
つ安全・効率的に利活用できるVisiting
② 医療情報基盤等の医療DXを総合的に推進
テ情報との連携を進める。
環境(クラウド)の情報連携基盤の構築、
• 情報技術の進歩に応じた迅速・柔軟な意
③ 介護情報基盤の構築と連携、公費負担医療
利用手続のワンストップ化
思決定
等の資格情報との連携(PMH)
• DXに精通した専門家の意思決定への参
④ 以上の取組について、医療機関のシステム ③ 医療情報の標準化・信頼性確保等の取組

推進
導入・改修の負担に配慮しながら進める。
③ 新規事業・イノベーションを推進する組織

【先進的な取組】AIの活用、民間事業者との連携
・生成AI等の医療分野への活用促進
・ウェアラブルデバイスと標準型電子カルテのアプリケーション連携推進

【DX推進の基盤】マイナ保険証の利用促進等
・国が先頭に立って、あらゆる手段を通じてマイナ保険証の利用を促進
・電子処方箋及び電子カルテ情報共有サービスの普及・促進

4